りとるのひとりごと。
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5年前の今朝、ダンナはいつもどおり家を出た。
生きているダンナを見たのはそれが最後。
その後見たのは3日後。 通夜の夜まで棺桶の中を覗くことすらできなかった。
通夜が終わり小さな部屋に棺桶と私。 勇気を振り絞り身を乗り出した。
ダンナは顔だけ出して、あとは真っ白な布に覆われていた。 後で知ったのだが、ダンナは自分で首をかなり傷つけてたので 首も完全に布でぐるぐる巻きにされていたのだ。 まるでお面が置いてあるように、ダンナの顔だけがそこにあった。 うっすら目と口を開けているその姿に呆然となった。
ダンナは冷たい抜け殻になっていた。
5年たってもやっぱりダメなものはダメ。
傷口も小さくなるかな〜と楽観していた私だが、甘かった・・。
相も変わらず慟哭の日々。
いい加減抜け出したいんだけどね。さすがにね・・。
息子の幼稚園も始まって少し時間ができたこともあるし、 小説を読みまくってやろう。
目がかすんで痛くて涙ボロボロ出しながら読んでやろう。
そういえば、子供の頃の私の夢は「小説家になること」だったなあ。
処女作は中学1年の夏だったっけ。
漫画家目指して描きまくっていたときもあった。
恥ずかしながら、22歳の大学卒業まで漫画を描いていた。
何をやっても中途半端。
母にそう言われた。その通りだ。
人生も中途半端で終わるのかな〜。
私らしいといえばそれまでだけど、何だか悔しい。
大器晩成。しり上がりに良くなっていきたいものだ。
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