りとるのひとりごと。
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2004年11月27日(土) 労災申請問題・完結編

金曜日、一つ重荷を下ろしたと書いた。

実は労災申請の件。


弁護士といろいろ相談した結果、申請をしないことにしたのだ。

そう決めるまでには本当に悩みに悩んだ。

相手の企業があまりにも有名なので、申請をすることでの
社会的意義は大きいとは弁護士の意見。

マスコミに大きく取り上げられる可能性もある・・とのこと。

そんなことは考えもしてなかった。

誰かが声をあげることで企業が良くなっていくことも
あるのかもしれないけど・・私にその気は無し。


何よりも、申請しても認定される可能性は、
「メチャクチャ頑張って」1割2割程度だと言われたのがきつかった。

決定打となる証拠が今一つ足りないらしい。

当時、ダンナの一番近くにいた同僚は遠くに転勤してしまっていたが、
彼ならきっと力になってくれると信じていた。

・・しかし、連絡がついて喜んだのもつかの間、
「旦那さんのことは、もう記憶すらなくて、印象しか残ってないです」
と言われて愕然。

私にとって昨日のことのように覚えているショッキングな出来事も、
彼にとっては所詮他人事・・すぐ忘れてしまえるようなことだったのだ。



「旦那さんが業務上で亡くなられたのは多分間違いないでしょう。
ですが、それを法的に認めてもらえるかどうかは難しいんです」

弁護士さんはそう言った。

「りとるさんが、法的にも業務上で亡くなったと認めてもらわないと
納得しない・・と思われるなら申請してもいいと思います」

・・そんなことないです・・。
そういうつもりで労災申請を考えたわけではないんです・・。


結局、申請しないことに決めて、法律事務所をあとにした。

「まだ間に合いますから、気が変わったらまたきてくださいね」

・・多分来ないと思います・・。


帰り道、自然と涙が溢れてきた。

泣きながら歩いた。

申請出来ない(認定が難しいという意味での)悔しさ、
毎日悩んでいたことが終わったという安堵感・・。



・・ということで・・。
認定はまず無理・・と専門家に言われてしまったので・・。
労災申請はしないことにした。

ダンナの死後5年は、来年の1月14日。あとわずかだ。

空しい・・。



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