りとるのひとりごと。
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息子とスーパーへ買い物に行く途中。
道路のど真ん中で白い猫が死んでいた。
踏みつけないよう思わずハンドルを切ったので息子が驚いた。
「あぶないのはじこしちゃうからダメだよ」
「猫ちゃんがね、車にはねられて死んじゃってたんだよ・・」
「え、見たい見たい〜〜」
「血だらけでつぶれて可哀相だよ」
「ちららけ(血だらけ)の見たい〜〜」
酷いことをいうものだとちょっと怖くなったが、 息子はあまりよく分かっていなかったようだ。
その夜。
寝る前に息子が布団の上に座って言った。
「すーぱー行くとき、ねこちゃん死んでた?・・」
「うん。もう死んでたと思うよ」
「そっか・・」
「死んじゃったからもう誰にも会えないんだよ・・」
「おかあさんにもあえないの??」
「そうだよ。」
すると、息子の目にみるみる涙がたまり、顔が真っ赤になった。
「エッ、エッ・・あ、あえないの・・・・ヒック、ヒック、 エエエエ〜〜ン」
息子はボロボロ泣きながら私にすがってきた。
私は突然息子の顔が崩れたのでちょっと驚きつつ、 一緒に泣きそうになってしまった。
「ねこちゃん、可哀相だね・・」 そう言うと、腕の中の息子はウンウンとうなずいて泣いた。
「だからね・・死んだらダメなんだよ・・。 絶対、死んじゃったらダメなの」
私はその言葉を、息子に対してというより、 ダンナに言ったような気がする。
死んじゃったらダメだよ・・。
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