りとるのひとりごと。
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ダンナは、マイホームを建てるのを夢見ていた。
結婚して転勤して、もう一戸建てを持つ計画を立て始めた。
あちこちの住宅展示場に行き、住宅メーカーの人を 家に呼んだりもした。
ダンナのテンションが最高潮に達したとき、一つの障害が。
年齢が達せず、会社からお金が借りられないと分かったのだ。
ダンナは意気消沈した。
見た目にも明らかな落胆振りだった。
しばらくして、ダンナはこぼした。 「仕事に対するモチベーションが無くなった」
そして、ダンナは自ら死んだ。
おいおい。 バカヤロー。 何考えてるんだってば。
あんたには子供という立派なモチベーションがあるじゃないか。
モチベーションの使い方が間違ってるかもしれないけど。
とにかく、私とお腹の子供のためにとは思ってくれなかったの?
昨夜、そんなことを考え出したら腹が立って眠れなくなった。
布団の中でプリプリ怒っていた。
私より子供より家のほうが大事ってことかい!!って。
まあそれが死ぬ理由のすべてじゃないだろうけど。
遺書が無いからあれこれ推察するしかないじゃん。
あー、また腹が立ってきたのでもうやめ。
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