りとるのひとりごと。
DiaryINDEXpastwill


2002年09月06日(金) 「私の夫は自殺したんです」

夢を見た。

つき合いだした人に告白する。

「私の夫は、自殺したんです・・」

私にとって「この言葉」を言うのは、ある意味「カミングアウト」に等しい。

口にするのにとても勇気が要る。
でも言ってしまうと何かが軽くなる。

相手が・・最後まで顔も分からなかったが・・どうリアクションしたのか
良く覚えていない。リアクションするまで夢が続いたかも分からない。


目が覚めて、ぼんやりと考えた。

今見たことが現実に起こる日は来るのか・・そしてどうなるのか・・。

去年、偶然元カレに会ったとき、ちょっとお茶したのだが
「彼氏いるの?」と聞かれ、思い切ってダンナは自殺で亡くなったと
彼に話した。

彼は二日酔いで今にも吐きそうな顔をした。

実際「うえっ」とも言ったのだ。

言わなければ良かったと思った。


自殺者が爆発的に増えている昨今、遺族は肩身の狭い思いを
していることが多いと思う。

自殺はやはり「普通とは違う」目で見られるのだ。

だからといって自殺した人に恨み言を言うこともままならない。
自分が自殺に追いやったのではという思いがあるからだ。
または、自殺の前兆に気づかなかった自分を責め続ける。


夫が自殺したと告げても動じない人は現れるのだろうか。
もし現れたら、その人は私にとってかけがえのない人になるだろう。
私にとっての「神様」になるかもしれない。

でも・・・「大丈夫」と言われても不安は拭えない。


今日も息子は朝から晩まで弟を呼び探し回った。
父親がいなくても幸せな家族はいると言う人は少なくないだろう。

だがやはり、夫婦仲の良い家族にはかなわない。

どうしたって。

でも妬みたくない。
醜くなりたくない。

颯爽と生きたい。


りとる |MAILHomePage

My追加