闇の底に...Cuckoo

 

 

未熟な大人の犯罪 - 2003年12月28日(日)

世の中にはいろんな人間が居る
それは自分の中の常識に当てはまらない
そんな人間が溢れるほどいる
年だけ取った子供が世の中には
腐るほど居る。


おとついの夜
バイト仲間の31歳の女の人からメールが来た
『皆に話してないことがあります
 謝りたいのでオーナー達を集めてくれませんか
 アタシに謝る場所を作ってください』
意味がわからなかった
清掃にまた来るのにどうして今メールを送るの?
アタシは内容がわからないため
何も言わなかった
深夜清掃に来て
終わり帰るとき
店を出たところで彼女は
『助けてください』
そう言った
彼女は今まで何度アタシにそう言っただろう
そのたびアタシは何度話を聞いて
力になってきただろう

その話の内容は
嘘をつくって事と レジにお客様の伝票を通さないで
1度だけお金を盗んでしまったという事
嘘をつくのは誰でも気が付いていた
レジの話はオーナーに直接言う事だ
みんなを集めるまでも無い
明け方の5時まで付き合わされて結局そう告げ
家まで送っていった。

次の日
昼の12時電話が鳴った
彼女からだった。

『昨日の夜話してないことがあって
 店に来てくれませんか』

泣きながら言う
前日の夜中彼女を送っていって
彼氏と言っていたんだ
『絶対まだ何か隠してるな』って。

3時に店まで行って
でもずっと泣いてるだけだった
アタシなにしに来たんだよ
笑いながらあたしはオーナーと話をして
子供が帰ってくるからと4時過ぎに帰ろうとしたら
泣きながら言う
『水鳥。さん ごめんなさい』
謝る内容が分からないから答え様が無い
そう告げた
彼女は言った
『お金を取りました』
それは昨日も…
そう言い掛けてふと思った
水鳥。さん ごめんなさい?
レジ金は店のお金
アタシには関係ない
だとしたら

『アタシの金を盗んだの?』
うなずく彼女
『財布の中から出して?』
大きな声で泣き出した

彼女の話はこうだ
店がオープンしてから2ヶ月くらい過ぎて
夜もバイトに入るようになった
そのあたりから
アタシと他二人
それと もう辞めてしまった子の中にも数人
夜のバイトの子達の財布から
金を盗んでいたらしい。
20歳の女の子からは5千円1回
32歳の女の人からは2千円くらい2回
アタシからは
ちょくちょく トータル5千円くらい
でも金額はわからないけど。だそうだ

言葉も無かった
深夜 清掃が終わって皆が集まる
話し合いだった。
32歳の女の人も来て 話が始まる
支離滅裂でよくわからない発言を繰り返して
呆れて

結局彼女は結論もどうしたいのかも何も言わなかった
ただの告白にすぎない
ずっと黙っているのがつらいから
そう言った
告げられたあたし達は悩んで嫌な気分になる
ある子が言った
『自分が言って自己満足したいだけなんじゃないの』
彼女は首を振った
けど実際はそうなんだろう

泣きながら話す彼女
呆れるあたしたち

子供のように短絡的で
みっともない大人の姿を見て
ため息をつく


あたしに助けてくださいと言った
けど実際は
アタシのお金を盗んでいた
今までたくさんのメールでの相談にのって
明け方まで話を聞いて
けど最初から彼女はアタシを裏切っていた
利用されただけなんだろう
馬鹿なアタシには
そんな事まったく気が付かなくて
一生懸命だった

馬鹿なアタシ
人間なんてそんなもんなのに
ほんと
馬鹿なアタシだ


周りにいる人間は皆
敵なんだよ


      水鳥。


...




↑投票ボタン
もしよかったら投票お願いします。水鳥の力の元になります。

My追加
 また読んでくれますか?マイ返しはしない事にしてますが必ず読ませていただきます。

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail BBS