闇の底に...Cuckoo

 

 

夢うつつ - 2003年12月26日(金)

恋人達の夜
まるでそこにいるのが当たり前で
それでいて違和感を感じる
そんな夢のようで現実のようで

夢うつつ
明日には消えてしまうのなら
その夢を
忘れるべきか
抱えるべきか
迷いがあるのなら
明かりの下で自分を見よう
きっとまやかしの
決意が見えるから


クリスマスの夜
映画に彼氏と行った
そこは
最後にあの人と行った映画館
思い出は
新たなる想い出によって
塗り替えられるのか
あの人はどこに?

オムライスを食べた
どうやら大学の女の子に聞いてきたらしい
おいしいオムライスのお店
ケーキを買って
それは小さな丸いケーキで
その甘さはまるで
今のアタシのようで。

いつも孤独で
求めては泣いて
手を広げて空を掴んでいた
今の甘さがどこまで続くか
アタシが逃げ出すか
彼が逃げ出すか
わからないけど
幸せな一瞬だった。

夢うつつ
もしかしてこれも
愛を求めた夢だろうか?

テレビを見ていた
ずっと手を握っていた彼氏
分かっていた
なぜ右手を隠していたのか分かっていた
その手には
小さなリングが隠れていた
アタシの左手にリングをはめる
それに初めて気がついた振りをして
素直に嬉しかった
半年前までは
違うリングが光っていたその指に
真新しいリングが光る

家路に着く
車の中で彼が待っているように言った
素直に待っていると
トランクの中から
包みを持ってきた
家で見るように言われて
そのまま帰った
部屋であけてみると
写真たてと手紙
北海道旅行の写真

アタシを絶対幸せにすると書いた手紙を見ながら
『幸せ』とは
与えられるものなのか
得るものなのか
ほんの少し考えた
でも素直に
幸せにしてもらおう


できるものなら


心の奥底に隠れた闇を
彼はまだ知らない
汚い心に
気が付いていない


          水鳥。


...




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