闇の底に...Cuckoo

 

 

見えない鎖 - 2003年10月16日(木)

絡みつく
逃げ出したくてしょうがないのに
絡みつく
重い重いその鎖が今
アタシに圧し掛かる


父の自己破産で家を出る
家を売って借金を返して
そして今の家より小さな家を建てる
母のお店を1階に
そんな新しい生活が来るらしい。
なんでかなぁ
地道に生きればいいのに。

そうじゃない
そんな風に思っていない
例えばまわりの人間が
アタシを変わっていると言う
けどアタシはこれが普通
それはきっと その環境ゆえ。

ただ今アタシは
新しい家とか生活とか
両親と一緒に生きていくのがちょっと苦痛
昼も夜も働いている
二人の小さな子供も居る
アタシには両親の助けが必要
わかっているの
両親が居るから生活できている事も
両親が居るから子供が育つ事も

けどそれが苦しい
親の監視下にいる気がして
そうじゃないのだろうけど
だけど
なにか息苦しい
呼吸が浅い
家に居たくない。


8歳下の子に告白された
今更の告白には訳がある
彼女の居た彼とは付き合ってなかった
それでもアタシ達は
毎日毎日飽きもせず
一緒にいた
離れたくなかった
淋しいのはもう嫌だ
一人でなんて生きれない
今朝
そう 仕事が終わって深夜
『付き合ってください』
そう言った彼は
彼女と別れてきてた
アタシ達は
『彼氏』と『彼女』
後は名前だけのそのものを手に入れた





アタシは
家に居たくないから
一人が嫌だから
愛されていたいから
だから彼と居る訳じゃないよね?






呼吸が浅い…。




          水鳥。


...




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