母親 - 2003年06月18日(水) だれだって 残ってる記憶と 残ってない記憶がある バイト先のオーナーの奥さん アタシとは2個違うけど仲良しだ 何ヶ月か前 2人目の子供が欲しいって ずっとがんばってた 少し前 彼女が嬉しそうに言った 生理が遅れてるから明日病院行く そして次の日朝からメールが鳴った 待望の赤ちゃんだった。 オーナーが嬉しそう 奥さんが嬉しそう バイト仲間が嬉しそう みんなみんな楽しそう おとつい夕方あたりに奥さんからメールがあった 出血があったと。 おとつい 店長と今の彼女の喧嘩によって 仕事場に影響があった お客様のアンケート用紙に 厨房の愛想が悪い そう書かれたくらい。 彼女は悩んでいた 目の前で繰り広げられる大揉めに悩んでいた 昨日彼女から夜中に電話があった 出血がひどいって 病院に行ったら危険な状態で安静にと言われてた 夜中に出血がひどくなった そう 泣きながら話す彼女の声 アタシは忘れられない 今日メールが入った 朝から沢山のメールが来る バイト仲間の一人から沢山のメールが来る 一緒に喜んで一緒に不安になってた人 原因が何にあるかはわからない アタシは彼女の泣き声を忘れない あぁ アナタは素敵な母親ね 彼女の中に芽生えた小さな命は 短い生涯を終えた この世界に出てくることも無く おなかの中で生涯を終えた 両親の精一杯の愛を受けて。 水鳥。 ...
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