見えなくなる時 - 2003年05月20日(火) 周りが見えない 誰かが泣いていても 誰かが傷ついていても 何も見えない時 きっとそんな時は誰でもある それによって 人が更に苦しんでいても 気が付く訳も無い だからキミに ボクの血は見えない。 毎日が忙しくて日記すら書けなかった 毎日悩んでいた だんだんバイト先で頼られるのが重荷に感じてきている まってよ アタシまだ自分の感情さえコントロールできないの もう少しそっとしておいてよ いっぱいいっぱいなんだから こう笑っている事が 今のアタシの全力なんだから ねぇお願い 17日にバイト先の飲み会があった アタシともう一人の女の子が幹事だった 飲み会 カラオケ 何をするにもいつもアタシは関わっていく 遊びたがりや そう思われてるだろう 店の仲間が離れかけてる そんな時にいつも開いているって 気が付いている人は数人だけど それで十分。 17日の飲み会には元彼氏は来ないはずだった その日にもう一人の子に彼は 「今日はボクはちょっと・・・ごめんなさい」 なんて言ったくらいだし その女の子はアタシに 「ご丁寧にお断りしてきた」 なんて笑っていた。 理由はわかっていた 誰もがわかっている 今の彼女が土曜日にいつも泊まりに来るし その彼女は飲み会に来ないし。 来ないって最初からわかっているけど いつも「俺だけいつも仲間外れ」 なんて言うから もう一度誘う これで後から仲間はずれとは言えないだろう 今日は無理だからって言われた その後 他の子の掃除の手伝いをしていた 先に皆は居酒屋に行っていて 夜中の1時半に後から行く4人が事務所に居た 着替えを済ませ出発しよう そんな空気の中 その事務所の4人の隣りにちょんと座り ダンボールを崩しだす元彼氏 一瞬でオーナーと目が合い さすがにこのまま行く訳にも行かないともう一度誘う 「店長 本当に行かないの?」 そしてアタシはすぐコンビニにタバコを買いに行く 戻ってきたら裏に居た友達が出てきて 「店長行く気なんだけど 大丈夫?」 友達はアタシが付き合っていたことも 沢山泣いた事も 今でも苦しんでいる事も知っている。 彼が行く気になる事なんて思いもしなかったから すごくびっくりしたけど平然とした顔をした すぐさま先に行ったメンバーに電話して謝る 最近の彼は周りが見えていないせいで すごく怒りっぽく他のバイトの子からも嫌煙されていた どうしてこうなったんだろうね みんながそう言う 前はもっとフランクに話せたのにって 仕事が雑だって 彼が行くって電話したら 「えぇ〜」 なんて嫌そうな声が聞こえた どうしてここまで彼の評判も評価も落ちてしまったんだろう それから30分後 5人はみんなの居る場所についた。 割かし広いお座敷で みんなは少し酔っていて 後から行ったメンバーはすぐお酒を注文して 車を出したオーナーは沢山食べ物を頼んで いっきに明るい空気が包む でもみんながちらちら元彼である店長を伺う なぜかアタシの真正面に座る彼 気まずい空気に気が付かない振りをして アタシはみんなと話しをする 乗り気じゃなかったはずの彼は 焼酎のボトルキープをしようなんて言い出して 久しぶりのお酒を楽しんでいた アタシはなぜか必死で 笑ったりお酒を作ったりしていた 誰かが彼に言った 「お酒ずっと飲んでないんですか?」 酒が原因で入院した事が彼にはあったから当然の質問 彼は答えた 「ちょっと前に飲む機会があって ひーたんって人とかとね」 そしてチラリとアタシを見た ひー君 そうだねアタシの友達だ 一度その子の誕生日とかで一緒に付き合いで飲みに行った アタシ達が付き合っていたときだ そんな時の話しをするとは思わなかった アタシと彼だけが分る話し もう過ぎた昔の話。 視線を逸らしてアタシはまたお酒を作る ビールを3杯飲んでも酔えない 酒が弱いはずなのに 1杯で酔えるはずなのに。 笑っているのに心がキリキリする 楽しそうにしているのにトイレで鏡越しにボーッとしてしまう アタシはまだ自分の心が癒えていない事をしる みんなが笑っている 彼が楽しんでいる 元々彼はノリがいい人だった まだ付き合っていたときはみんなの遊びに必ず参加していた ファミレスにも一緒だった 付き合っていたからだろうけど アタシがいる場所には必ず彼もいた 別れてから全てのことに参加しなくなっていって その原因を知らないほかの人にしてみれば 不思議でしょうがなかっただろう 遠く離れていた「店長」と「バイト」の距離が ほんの少し縮まった気がした よかった 一緒に行ってよかった そうつくづく思った アタシと彼の間にあった 気まずい空気も少し薄れた 後は昔の話しを出さないでいてくれたら そしたら又笑えるのだろう。 明け方 みんなで別れる 大騒ぎの後 一人部屋に戻ると どっと疲れが出た 次の日 彼の出していた空気が変わっていた ピリピリした空気が薄れていて 久しぶりに仕事場で彼が楽しそうにしていた あたしと笑って話していた よかったね アタシが好きだった頃のキミが 少しだけ戻ってきた気がするよ ほんの少しだけ。 水鳥。 ...
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