矛盾の言葉 - 2003年02月20日(木) 自分の過去を後悔した事? そんなのいくらでもあるわ。 昨日バイトが終わった頃 アタシを好きだと言っていた人のストーカー?が 店の駐車場にやってきた これで2回目だった バレンタインのチョコかな そう彼は言って出て行った。 戻ってきた彼は微妙な表情を浮かべて 『金をもらった』 そう言った。 元ホストだけあって 普通に金を受け取ったようだった アタシは薄笑いを浮かべて 『最悪だな』 そう言った。 金が全然無いのは知っていた 夜の世界で生きていた人間には 金をもらうという行動が悪いこととは受け取れないのも 当然知っていた アタシも若い頃はそうして生きてきてたんだから。 どこかの社長におごってもらう それは極普通のコトだったし 男が金を出す物だって意識は これから先も消えることもなさそうだ おこずかいをもらって あぁこれでしばらく楽に暮らせる そう思っていた それが少し間違ってる事に気が付いたのはいつだったか 普通に昼間働いて普通に生きていても なかなか消えることの無いその思考は きっと10代半ばの時期にその生活をしていたせいか それとも そんな若いときに付き合ってた 元ホストのアノ男のせいか。 昔も日記に書いた事があるね 覚えてる人がいるだろうか おばさんのひもとして生きていた男 アタシはあいつからいろんなコトを学んだ 馬鹿な男と馬鹿な女の関係を。 その事を思い出した アタシは店の彼を見ながら そんな男のことを思い出してた そして そんな男に出来なかった軽蔑の眼差しを向けた。 なんであの頃は自分の感情を見せなかったんだろう 麻痺してたんだろう 見ず知らずのおばさんから貰った金で アタシに食事を奢るあの男の行動を 当たり前の事に受け取っていた そしてそのおばさんが待つアパートに帰っていくあの男に 笑顔で手を振っていた 心が苦しくなった 今ごろ苦しくなる アタシの感情は 今になって機能しだす その気持ち悪いような感情を バイト先の彼に向けた 『別にいいんじゃない 使えば』 そう笑っていった 彼は落ち込んだようだった 『返す もう一度信頼してもらえるチャンスが欲しい』 アタシは気が付いた あぁ この男はアタシのことをなにも知らないんだな って。 アタシが信用してたとでも? アタシが人を信用するとでも? 『生き方が違うし考え方も違うんだよ』 呟くように言った 金は使えばいいし 信用はしない そう何度も告げた 他に言葉が見つからないから 本当に金はつかっていいじゃん って思った そうやって生きてきたんだから そうやって生きてきた過去をもっているんだから アタシも。 信用しない それは少し違ってるかもしれない 元々信用なんてしてない そう言えばよかったか でもそれを言うとひどく傷つける気がした アタシが人間を信用しないことも アタシが人間を憎んでいる事も どう説明すればいいのか分らない 生きていたくないけど 必死で生きようとしている現状を どう説明すればいいのか分らないのと同じように アタシの中には常に矛盾があることを 言葉として説明するのは難しい 人を信じたいのに信じれないのも 誰かに愛されたいのに心をあげれないのも 全部全部アタシには説明できる言葉をもっていない どんなに暑くても 布団を頭の先まで被らないと眠れない どんなに眠くても 2時間は眠れない アタシの行動を説明しても納得は得られない 伝えたい言葉はいくらでもあるのに 下らない笑い話でごまかす アタシはまるで言葉を知らない子供のように 大切な言葉を捜しては諦める 自分の中にある矛盾をもてあます。 くだらない男ならいくらでも見て来た だから気にしなくていいわ アタシはどうせ 誰も信用しないし 誰にも信用されない そんな言葉は きっとこれから先も 誰にも言えない アタシの中にある闇は 誰にも消せない だからその闇を 心の奥底に 今日も 闇の底に眠る。 水鳥。 ...
|
|