幸せのクローバー - 2002年12月10日(火) ボクはみんなと少しだけ違ってた 生まれたときからそうだった ソレが何か意味のあるコトとは これっぽっちも思わなかった あるトキ隣りのじぃさんが ボクの顔を見て哀しい顔をした どうしたんだろう ボクの好きな子は ボクと同じように少し違っていた そんな彼女がだいすきだ 彼女もこんなボクが だいすきだといいなぁ あるトキ大きないきものが ボク達を見下ろして こんなコトを言っていた 『幸せのクローバーを見つけるといい事があるんだよ』 周りがざわめく 幸せのクローバー? 隣りのじぃさんが目を瞑った ある朝 大きないきものが ソレより少し小さないきものと ボクの側に座った ザワザワザワザワ なんだよみんな うるさくて声が聞こえない 大好きな彼女が涙を流した どうしたんだい? 大きくて小さな女の子が ボクの大切な彼女を 地面から引きちぎった 『ママ 幸せの四葉のクローバー見つけたよ』 やめてくれ その子を連れて行かないで 痛み苦しんでいるじゃないか ボクから彼女を奪わないで! ボクはみんなと少しだけ違っていた 一つ葉っぱの多い 幸せの四葉のクローバー 誰がそんなコトを決めたんだ 道行く大きないきものを ボクは今日も睨み付ける ボクは幸せのクローバー 本当は 哀しみと憎しみのクローバー 隣りのじぃさんに呟いた 皆と同じじゃなきゃ駄目なのかい? 水鳥。 ...
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