闇の底に...Cuckoo

 

 

うちの子に限ってとあの人に限って。 - 2002年11月03日(日)

「うちの子に限って」
そんな事を言う人は少ない
なんてね 
分りもしないで思ってた。


アタシが学校に文句を言いに行った2日後
子供が泣きながら帰ってきた
「○○君にあそぼって言ったらいーちゃんは駄目だって」
○○君
そういつもの友達。
アタシは悩んだ
立て続けに起こったからだろう
アタシはピリピリしていた
楽観主義の振りをしていても
やっぱりアタシは考え込むタイプなのだから。

3人組だった
アタシと○○君のお母さん(Kさん)ともう一人(Nさん)。
いつも3人で話してたしいつも三人で遊んでいた。
Nさんは Kさんを随分前に見限っていた
上辺だけの付き合いとでもいうのだろうか
話しを合わせておいて いざ幼稚園の先生に話しをするとき
「私は別にいいんですけどね」
そう言う人だったから いやになったらしい。
Nさんには3人の子供が居た
一番上の子は女の子
女の子が苦手な我が子 いーちゃんが唯一気を許している女の子でもある。
二番目が男の子。幼稚園の年中さん
活発で 行動が我が子に似ている。
○○君と年中さんの子と我が子があるイベントに遊びに行った
水筒を持ってリュックを○○君は持っていた
Nさんが送っていき あたしやKさんは後から別々に行ったら
いーちゃんがリュックを持ち年中さんと手を繋いでいた
○○君はどこかで友達を見つけたらしく遊んでいたみたいだった
そこにNさんが来た
「車から降ろしたら○○君がうちの子に自分のリュックと水筒持たしたんだよ」
かなり怒っていた。
Nさんが○○君に怒ったら 慌てて自分で持ったらしい
がしかし
アタシが来た時持っていたのはいーちゃんだった。
「普通2個も下の子に自分の荷物持たせる??」
そんな風に 年下の子を利用するのが得意だった。
Kさんが来た時 それとなく笑いながら話しをしたら
彼女はただ笑うだけだった
その頃にはNさんの中でKさんへの不信感が募っていたようだ。
そんな事が何度も度重なったけれどアタシ達は遠まわしにしか言わなかった
そしてそれをKさんは笑うだけだった。

夏にお祭りがあった
我が子の下の子が砂をかけられたと泣き出した
真っ先に来たのは○○君だった
お母さんに言った
「いーちゃんが砂かけたんだよ」
そしたら水鳥の子供二人は「違うよ」と反論した
下の子は「○○君がかけたの」
そう言うと急に○○君は泣き出した
「違うもん いーちゃんがボクにかけたからだもん」
一瞬の間に嘘を 自分がかけられたという話にすりかえた
いーちゃんは「かけてない」そう言い貼ったがすぐに
「砂さわってて払ってないまま ○○君の方に指指したかもしれない」
そう言った。
Kさんはいーちゃんを呼んだ
呼ばれたいーちゃんが謝る声が聞こえた。

彼女は自分の子が嘘をついたことも 下の子に砂をかけたことも何も言わない
ただ○○君 自分の子が砂をかけられたから謝れと言うんだ
でも それでもいつもの事だった。

ある日 アタシが仕事でいなかった
○○君の家にいーちゃんが遊びに行って帰ってきた
喧嘩をしたと言う
Kさんからも電話があり
「いーちゃんが先に手を出して怪我した」
そう言われたのでアタシは謝った
そのすぐ後 Nさんから電話があった
「Kさんね お互いの話しを聞かないんだけど・・。」
どうやら○○君の話しを聞いていーちゃんに怒ったらしい
「いーちゃん○○君に倒されて頭打ったみたいだけど大丈夫?」
初めて聞いた話だった
「Kさん いーちゃんに言ったの ○○君怒ってるやん謝ってよ って」
それでいーちゃんは謝って戻ってきたのだ。

いつもいつもそうだった
いーちゃんが腕を噛まれてアザが出来ていた時
Kさんは
「いーちゃんが殴ってきて怪我をした」
そう電話をしてきた
アタシは謝った
その夜お風呂に入ったとき歯跡を初めて見てびっくりした
次の日彼女に言ったら
「うちの子 力で勝てないから噛んだみたいだね」
そう笑いながら言われてしまった。

アタシはずっと我慢してた
Nさんいわく 言わなきゃいけない そう言うけど黙ってた
この4年間ずっと。

今回悪口を言われたのと遊びたくないと言われ泣きながら帰ってきたのが
アタシにはショックだった
アタシはKさんにメールした
「○○君 いーちゃんのこと嫌ってない?苛めたりしてない?
 ごめんね ちょっと不安になっちゃって」
すぐ電話してきた
そんな訳ないじゃん 笑いながら言う彼女に不信感は少しあった
彼女いわく ○○君はみんなで遊ぶと喧嘩になるから
これからは家には一人しか呼ばないと決めたらしい
「○○君も一生懸命考えたんだろうね 喧嘩にならないようにって」
そう言っていた。
その夜 Nさんから電話があった。

Kさんが話しをしてきたらしい
Kさんいわく
「水鳥さんはいっつもうちの子が悪いって言うんだよ
 ぷくぷく君って言ったのだって うちの子は仲裁に入ったのに
 全然話聞かないんだもん
 今日だって いーちゃんと遊ぶと喧嘩になってアタシに怒られるから
 いやだって言ってたんだよ」
だそうだ。
アタシが○○君を悪く言ったのはこの数日の2回だけ
ぷくぷく君といーちゃんは駄目だって言ったって事だけだった
しかも「悪い」とは言っていなかったのに。
Nさんは呆れたように言った
「あの人は うちの子に限ってってタイプだからナニを言っても無駄よ」

仲裁に入ったと言う
でもいーちゃんも他の子も「○○君も言った」と言う
仲裁だとしたら言わないんじゃないだろうか
アタシに「仲裁」なんて言葉一言も言ってない。
もしかしたら彼女とアタシの中にある「仲裁」の定義が違うのだろか
アタシが間違っているのだろうか

アタシは腹がたつより悲しかった
4年もの間アタシはナニを見ていたんだろう
そんな嘘をついてまで我が子を守りたかったのか
それともアタシを悪にすることで 自分の正当性を示したかったのか
何日も考えてるけど分らない

Nさんはずっと言っていた
あの人は裏で何か考えてるタイプだよ って
アタシはいつもそれを信じてなかった
誰でもそうゆうとこあるよ とか
でもKさん好きだし とか
アタシは 人を見ることができない人間なんだろうか
「彼女に限って」
そんな気持ちがいつまでもいつまでもあったのは認めるしかない

価値観が違うんだ
例えば○○君は見知らぬおばさんに「ババア」などを普通に言う
「死ね」と簡単に口にする
アタシやNさんにしてみればびっくりするようなことだ
だけどKさんは怒らない
そしていーちゃんの口が悪いと言う
彼女いわく
「いーちゃんは口が悪いからみんながぷくぷく君とか言うんだから
 いーちゃんが悪い」
んだそうだ。
そうなると
苛められる子が悪い と同じ事になるんじゃないだろうか

アタシは友達を亡くしたことが何度かある
Nさんはその昔愛する人を亡くしている
アタシ達にとって「死ね」という言葉はあまりにリアルだった
だけど彼女は?

価値観が違いすぎるのだろうか
育て方の違いはどの家庭でもある
がしかし「死」に対する価値観の違いは致命的じゃないだろうか

アタシには理解できない事
彼女には理解できない事
人間関係って難しすぎる。


アタシはどうすればいいんだろう

何を見るべきなんだろう

どこに向かえばいいんだろう




一人でいるのは苦痛だ








だけど愛するあの人はもう



アタシの前からいなくなった





立っている場所が見えない。



                   水鳥。


...




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