闇の底に...Cuckoo

 

 

どろどろの心 - 2002年06月20日(木)

時々ふと自分が
暗いくらいどろどろとした沼に陥って
這い上がれないでいるのじゃないかと思う
がしかしきっと
どろどろとしているのは
自分の心そのもので
這い上がろうにも
そこに常に存在しているものなのだろう


今日朝から元旦那から電話があった
印鑑を貸して欲しいとのコト
元々印鑑が3つあった
うち2つがお互いの実印なので
実印は返したのだけど最後の一個は
銀行印などに使っていた
別居しだした時奴はその印鑑で自分の口座を開いてる
改印しといてと何度も言ったのに。

こんな些細にも見えることからアタシと奴は
まだ切れないでいるのがくやしい。

長男の小学校から電話があった
学費の件だ。
母子家庭だから学費が控除されるのがあるのだ
申請を一ヶ月くらい前にしておいたのだけど
申請先から連絡があったそうで
『元旦那さまの住所が同じな為更新したが無理かもしれないそうです』
まだ住所変更をしてくれてなかった
何度告げただろう
早く住所変更するようにと

昼過ぎ勇気を出して電話した
たかが電話でも合いも変わらず出来ないでいる
壊れたお皿が元には戻らないのと同じで
アタシにはこれからも
奴の存在は苦痛でしかないのだろうと痛感する

住所変更を来週中にしてね
絶対にして
絶対だよ

何度も何度も何度も念を押したけど
どうだろう
来週末にまだ変更してくれないなら自分でしに行こうと思った
問題は奴の住所を知らないってコトにあるのだけど。
紙の上でも一緒に住んでることになってることが苦痛だ
どんなに憎んでも変わらないこの関係も苦痛。

なんて心の狭い女だろうと思う
自分のことに必至なのだ
必至に生きているのだけど。
だけど駄目だ
憎しみのあまり死を願ったりもしてしまう
早く大人になれ
そう自分に言い聞かせた

失われた信頼とか幸せとか安心とかゆとりとか
きっともう手に入らないのじゃないかと
どんより曇った空を眺めてため息ついた
なんだか皆が幸せそうに見えたりして
被害妄想が出てくる
幸せだと声を上げていえる人間なんて
きっとほんの僅かなはずだと知っているのに。

大丈夫

もうすぐあの人に逢える

そう言い聞かせた

だけどその先は?

アタシはまたひとりになって

淋しいと呟いたりして

誰かを憎んで

誰かを羨んで

ただ必至に生きていかなきゃいけないのね

先を見る余裕なんてない


だけど本当は


先なんて見たくないのかもしれない



目を凝らしてみてみると



真っ暗な闇しか無かった



どろどろした真っ黒な闇しか





アタシが見た物は


もしかしたらアタシの心の中だったのかもしれない。




                水鳥。


...




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