泡沫の夢 - 2002年05月01日(水) 幸せなんてものは 所詮泡沫の夢でしかない 掴みかけたアナタの笑顔も 幻でしかないのかもしれない 昨日彼に聞いた ずっと気になってた事だった GW○○○(元彼女)と逢うの? 正月に会っていたんだ 連休には必ず来る気がしていた。 『裁判の都合で会えなくなった』 裁判ってのはなんだか前聞いたけど よくわからない。 裁判の被告だか原告だかで忙しいらしい でもやっぱり 逢う約束をしていたんだね。 正月に逢った時から約束していたらしい。 逢うんだ・・ すごく落ち込んだ びっくりするくらい落ち込んだ まだ付き合ってるの? コンスタントに逢う彼らは 別れたカップルに思えなくなってきた 『たぶん』 たぶん? 『俺は別れたつもりだけど』 彼がそう思っているだけなんだろうか アノ二人の絆はそこまでも強いのだろうか 付き合ってるのならアタシと二人で逢うのはまずいし そう言った 『いや別れてるし』 たぶんでしょ? 『別れようって言ったし 分ったって言ったし』 じゃなんで逢うの? 『病気だから』 彼女が生きている限り彼は突き放さないのだろう そんな心の狭い自分がいた 辛かった 悲しかった 眩暈がした 吐き気がした 『アンタだったらどうするよ』 アタシは冷血人間だから会わないんだよな そう言った 『余命が短くて逢いたい人に逃げられたらどうおもうよ』 確かにそうだ 確かにそうなんだ そうなんだけど 辛かった 凹んだ 逢っていいのか悩んだ でも逢いたい気持ちはどうする事もできなかった 『こないだ喧嘩みたいなのして それからシカトしてるけど』 でもアナタは拒絶できないわ ずっとアナタの心は 彼女のものなのね 届かない 逢いたい 悲しかった 逢いたい 聞くべきじゃなかった? 逢いたい 幸せな気持ちでいたかった 逢いたい でも 逢いたいと願っているのは アタシだけじゃないのだろう 夢かしら 逢えるのかしら 怖いよ 壊れてしまう 壊れている あの人が もっともっと 遠くに行ってしまう気がする 遠く遠いアナタ 一瞬でも近くに来た気がしたのに すべては泡沫の夢? 水鳥。 ...
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