非現実的な現実の約束 - 2002年04月14日(日) デートをしましょうアタシとアナタで 目の覚めるような月夜の下 見たことも無い魚たちと踊りましょう 覚めない夢を二人で見ましょう 永遠の夜を彷徨いましょう 現実はこんなに孤独なのだから 昨日の夜 Kが22日に就職活動で名古屋に来ると言った だから水鳥に逢おうと言ってきた そんな話しを想い人の彼に言った 『俺は誘われてないけどな』 笑いながら言う彼にこう言った 何?来るの? 『いや仕事だし』 相変らず笑って答える彼だった。 『28日以降ならいいんだけどな』 ミニオフをしろって? Kの就職活動が28日以降にあるかわかんねぇじゃん 『まあな』 そんな会話だった。 28日以降なんて現実的な話ね そう思った 水族館の話かな そう思った けどそんな訳ないよね ミニオフですか?水族館ですか? 聞いてみた 『そうきたか』 どう? 『行くんじゃないのか?』 行きたいよ でもアナタは本当に行きたいの? なんだか違う気がしてしょうがない 『お前金あるの?』 ないな じゃ行けないね 『もしかして本気で俺に全部払わせる気だったとか?(笑』 そんな訳無いじゃん 行きたかったね 『またマイナス思考かよ』 どこが? 『お金ない じゃ行けないね←この変』 『行きたかったね←この変』 なんだよ 金は無いのはしょうがないじゃん だけど行きたかったんだからしょうがないじゃん すぐマイナス思考だって言われる もっとマイナスな考えをもってるのに 本当は行きたいわけじゃないのじゃないか だとしたら 逃げ道を作ってあげるしかない 行けないね そう言えば そうだなって言えるでしょ? アタシはなんてマイナスな人間なんだろう。 でもそこまで言ってないのにそれでも 責められる どうすればいいの? 名古屋の水族館じゃなくて鳥羽の水族館の予定だった でも名古屋にしようと言ってみた 鳥羽だと遠いから道わからないし金がかかる 泊まりにする?日帰りにする? ちょっと聞いてみた 『金しだい』 日帰りだと朝早くて辛いし 泊まりだと足のすね毛抜かれるよ そうちゃかしてみた 『どっちも・・・』 『きついっす』 そう言われたから安心して笑った。 現実的な話になってきてた 水族館へ一緒に行く話が。 現実的に受け取ってなかったのはあたしだけなのかもしれない そうふと思った ちゃんと彼は行く気だったのだろう それなのになぜだろう それなのになぜか今でも アタシは非現実的な会話に思えてしょうがない 行けない気がしてしょうがない 又逢える気がしない ドキドキしたりワクワクしたりしてない どうせ無理さ そんな気分しか残らない なぜだろう 彼は本当に5月に逢ってくれる気だったのだろうか アタシに逢いに来てくれる? いやいやなのかもしれない 約束は守らないと気がすまない人? リアル感がまるでない そんなデートの約束だ 夢を見た後の幸せ感すら無い 諦めきってる自分の心だけ 求めて手に入ったものはある? 願って叶った夢はある? ふたりでデートしよう 手を繋いで歩こう ふわふわ夢と現実の合間を散歩しよう どうか目が覚めない事を祈りながら 目が覚めて一人だと気がつかないように 水鳥。 ...
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