桜の下に - 2002年03月29日(金) 桜の下には何が埋まっている? 桜の下にはアタシの心が埋まっているのかしら だとしたら掘り返さなきゃ 取り返さなきゃ 青いMSNの彼の名前を眺めてた 夜中の1時半だった おやすみを言う事さえ出来なくて ただ眺めてたんだ この間またちょっと彼ともめた なんだか喧嘩が多い気がするんだけど。 だから話し掛けるのが怖かった いいかげん呆れられてる もう嫌だ もう話なんてしない方がいいんだ アタシは逃げるようにチャットに入ってた 毎日毎日誰かの言葉で救われたくて 誰かにアタシの存在を見つけてほしかったのかもしれない そのチャットで3人で話してたら 彼が入ってきた きっと内容がボケと突っ込みだらけだったからだろう 彼のつぼだったのかもしれない 1時間半くらい話してて落ちた その後水鳥はどうすればいいか分らなくなった 話したい 話せない 求めていい相手じゃないことはもう嫌ってほど分ってる ぼーっと彼の名前を眺めてた 寝よう そう思っても 彼より先に落ちるのが嫌だった 話し掛けてもらえず青から赤に変わる名前を見たいの? そう自問自答した 存在を忘れ去られたように変わる色の瞬間の その淋しさを知っている人は何人いるのだろう その苦しさを味わった人は何人いる? 泣きたくなるような悲しい気持ちを。 もう頭がくらくらしてきてた 眠い もうだめだ そう思ったらメッセが届いた 『おやすみ』 おやすみのあいさつがこんなに嬉しかったなんて 馬鹿みたいに思えたけど。 アタシも寝ます そう答えてお互い落ちる ただそれだけの会話が嬉しかった 嬉しかったんだ 忘れよう もう好きじゃないんだ そう思おうなんて無理なのだろうか。 いつまでも引きずるのはアタシのせいだけだろうか なんて思いながら布団に入る その時携帯にメールが入った 彼からだ 夜桜の写真を撮ったからと 送ってくれたんだ なんだか心がポカポカした いったい何人に送ったんだろう そう思いながら 元彼女にも送ったんだろうかなんて そう思いながら 嬉しかった また嬉しく思ってしまった 桜の下には何が眠る? 桜の下に心を埋めるのも悪くない 残った心が今どこにあるのかさえ分らなくなりつつあるけど なんだかちょっと疲れてるけど アナタ達の言葉が嬉しい。 水鳥。 ...
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