今日の搦め取られ本
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2003年09月18日(木) ウワサを科学する

ウワサを科学する   ウワサ科学研究所(編)  KTC中央出版

・・・本書では、日本人が長く語り継いできたさまざまな教えを「ウワサ」と呼び、・・・合計65項目のウワサの科学的真偽を検証してみた。

 例えば「虫の知らせ(予知夢)は存在する」か?

知り合い=100人、余齢=50年、知り合いの誰かが死ぬ確率=50%
 <A>・・・知り合いの誰か一人の夢を一度見る確率
       1/(365日X50年÷100人)
 <B>・・・<A>の間に知り合いの誰かが死ぬ確率
       (1/(365日X50年))X50%
 <C>・・・<A>の間に自分自身が夢を見る回数
       365日X50年

 <D>・・・(<A>X<B>=1/6661250)X<C>=1/365
 よって、自分自身が「知り合いの夢を見たその日にその人が死」ぬ確率は、365分の1である。したがって日本全国で言えば、
       1憶2千万÷<D>÷(1/365X50年)=18.1

答え・・・・日本全国では少なく見積もっても毎日18名の人が 「知り合いの夢を見たその日にその人が死んだ」という体験をしている、のだそうです。

 う〜ん、何がなんだか全くわからない。何にせよ、この本はウワサが適当にでっち上げられたのか「根も葉も」ある根拠に基づいて出来上がったものなのかを検証した「雑学本」である。



  


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