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2009年10月24日(土) きみがぼくを見つけた日

● きみがぼくを見つけた日
監督: ロベルト・シュベンケ
出演:レイチェル・マクアダムス/エリック・バナ/アーリス・ハワード


奇跡のように重なりあう瞬間がきっとある

幼い日、愛する母が運転する車で事故に遭う寸前にヘンリーは突然時空の彼方へ姿を消す。以来、過去と未来を瞬時に行き交うタイムトラベラーとなるが、その行き先は彼自身にもわからなかった。誰にも信じてもらえない秘密を抱え孤独な旅を続けるヘンリーだったが、過去に降り立ったある日、6歳の少女クレアと出会う。未来からやって来たというヘンリーの言葉を信じる彼女こそ、いつか巡りあう運命の恋人だった。

恋愛映画の醍醐味は、恋人たちの意思の力だけではどうにもならない障害にある。オードリー・ニッフェネガーの世界的ベストセラー小説を原作に、『ゴースト/ニューヨークの幻』でアカデミー賞に輝いたブルース・ジョエル・ルービンが脚本を手がけ、『フライトプラン』のロベルト・シュベンケがメガホンをとった本作で、愛しあう主人公たちの前に立ちはだかるのは、時間と空間だ。奇想天外とも思えるこの究極の障害をピュアなロマンスへと昇華させたのは、主演2人の魅力が大きい。『きみに読む物語』のレイチェル・マクアダムスと『ミュンヘン』のエリック・バナが、時空を超えて愛を貫き通す永遠の恋人たちを好演している。


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