Reality??
DiaryINDEXpastwill


2008年09月17日(水) 誰も居ない浜辺で密談事。

「それはいいんですけどぉ・・・相手がOKされちゃったらどうするんですかぁ?」

最重要項目。
低いと言っても(ごめんね)可能性はゼロでは無い。
差し出された手を、取られてしまったら。

(この密談事はおじゃんだねぇ。)

「ん──・・・」

珍しく悩んでる様子。
うろうろしながら首を傾げて考え中。
暫くしてさくさく進む足が、ぴたりと動きを止めた。
(およ?)
刹那、くるんっとこっちに向き直って何時もの零れそうな笑顔。
背負ってる真夏の太陽と同じぐらい眩しいその笑顔のままで。


「もし、誰かの手が触れそうになったら。」

「なったら?」




「・・・・・・相手の腕、切り落としちゃうかもね。」




一層笑みを深くさせて、さも楽しそうに言ったこの人は別段オカシイ訳じゃない。
(ちょこっと頭は弱いかもしれないけど)
純粋にそれが当たり前の行為だと思っているのだ。
本当に目の前の手が取られたら、切って落とすぐらいはするだろう。
幼い子供が蝶の羽を毟り取る、無知故の傲慢な残酷さで。

・・・否、本当は解っているのかもしれないけれど。
多分、この人にとっては見えてない。
あの人の手、以外は。
焦がれるモノも。欲しいモノも。愛しいモノも。
全て、あの人だけ。



だから他は、どうでもいいんだね。



(んー・・・こういうの何て言うんだっけ─・・・)




「あ、えっと、えーっと。んー・・・りょ、りょー。」



(イジョウなまでにアサリ、モトメルさま。)




「りょー、りょ・・・・・・良心的!」

「だべー?オイラ超優しいもん!」

猟奇的恋愛事情)


nachi |MAIL