僕が書くのは、語ることに抵抗したいからだ。 と今日、気が付いた。
語ることでは何も解決しない。 知るだけでは何も解決しない。 したり顔で語る。 たとえ、それが思考を重ねた結果だとしても、解体し、語り尽くしたとしても、それだけでは現実の問題は解決しない。 したり顔で物事を語り、わかったつもりになる。 たとえ、本当に物事をわかったとしても、わかっただけではどうにもならない。
現実に問題なのは、どうするか、だ。 物事を理解した上で、その次を考えなければならない。 僕は理解するだけで終わりたくはない。 問題を解決したい。 だから、理解の次の段階を目指して書く。 語ることで得られる満足を超えるため、僕は書く。
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