シルバー王女の鵜の目鷹の目耳ダンボ!!

大した事じゃないけど誰かに喋りたい…

2007年06月06日(水)  起承転落

山に行ってた(芝刈りじゃないですよ)父からメール。

「ふきと、山芋と、竹の子を買った」


……また、面倒な物を…。

家に帰る前に←ちょっと私も出かけていた。
もう家に帰っているであろう父に電話してみました。

ぬかは付いてるの?」

ほら、竹の子って売ってる横によくぬかが置いてあるじゃない?
まぁ、産直っぽいから、もしかしたらなかったのかもしれないけど、
そしたら、買って帰らなきゃと思って。

答え。
「皮?付いてるよ?」

…トンチンカンな答えだな…。
違うよ、皮じゃないよ。
ケータイだから聞き取りにくかったのかな?

「ぬ〜か〜!だってば!」

…と、大きな声で叫んでしまい、
あ!と気づいた時には遅かった。
私は、陸橋の真ん中から、山に向かって

「ぬ〜か〜っ!」

と叫んでいたのでした…
…青春だね。
通りすがりの人が笑ったのは気のせいではないでしょう。
と、ここまでが、第一話。
言うなれば「起承転結の起」です。



それはさて置き、付いていないそうです。
そうですか。
だけど、東京はすっかり竹の子は終わってるし。
売ってるのかなぁ〜?

一応、竹の子の水煮の横を覗いて見る。
…あるわけない。
さて、ヌカって何と一緒に置いてある物?
ミソ?醤油?ゴマ?スープ?
空っぽのカゴを持ってウロウロウロ…
あった…ような気がするけど、だけどなんか違うような気もするし…
私が見つけたのは…
「いりぬか」
ぬか漬け用のようです。
…この「いりぬか」って、竹の子の横についてるのと同じもの?
どうなのっ?!
むむぅぅぅ…私にはわかりません。

仕方がありません。
ここは…ここは…おばちゃんに電話(T.T)←弱気
でも、出たのはおじちゃんでした。
「夕飯作って出て行っちゃったから、帰りは遅いと思うよ〜」
そ、そうですか…
今、たった今私は助けを求めているのです。
おばちゃんが帰ってくるのを、この西友のヌカの前で待ってるわけにはいかないの。

仕方がありません。次は…次は…
○○ちゃんのママに電話(T.T)←幼馴染の友達のお母さん
「あら〜、久しぶりじゃない。どうしたの?元気〜?」
そうなの。ご無沙汰してるの。とってもご無沙汰してるの。
御節おいしかったの。ごちそうさま。←御節以来かい!
ご無沙汰してるのに、いきなり聞きにくいんだけど…

「竹の子のぬかは、ぬか漬けのぬかでいいの?(^-^;」

・・・・・・・・・・・・・・。
あぁ、恥ずかしい。
しかも、答えったら!
「それでもいいけどねぇ…
 そんなの、米のとぎ汁でいいのよ

なんと!(◎◎;)
そ、そうなの〜??
そうなんだ…
(あぁ、ここを読んでいる、主婦の皆様。
 「当ったり前よ」などと思ってはなりませぬ。
 だって、竹の子の隣にはヌカだったんだもん。
 竹の子はヌカで茹でないといけないと思ってたんだもん…)

そうかそうか。
米ぐらいならうちにあるぞ。じゃぁ帰ろうかな…。
以上、第二話「承」でした。

さて、第三話「転」
夜、緊急の電話っぽい私に
心配した伯母が、帰って来てから電話を掛けてきてくれました。
…事の顛末を話す。
「そうよ〜…おばちゃんも、今聞きながら、とぎ汁でいいのにって思ってたのよ…」
…だってそんなの知らないもん。
小麦粉の替わりにすいとん粉使おうとは思いつくけど、
ぬかの替わりにとぎ汁なんて知らないもん〜〜〜っ!!

え〜んえ〜ん…(T.T)

さて、第四話。
そんなヌカっ恥をかいてたどり着いた
「起承転結」「オチ」です。←?
あなたならどう展開しますか?

ご飯を食べ終わって、そうだ
○○ちゃんのママに言われたとおり、
夜茹でてそのまま朝まで置いておくのよって言われたから、今やろう
…と思って、キッチンに立ったわけです。

さて、さっき白い袋のまま冷蔵庫に放り込んだそれを取り出す。
…?あれ?

なんか…感触が…?


………
…………?

なんか…見た目が…?


………
…………?

っていうかラベルが…?


………
…………?

これ…

………
…………?

・・・・・・・・・・竹の子じゃねーだろ!

取り出したそいつには、
「里芋」っていうラベルが貼ってありました(T.T)
(多分、京芋の一種なのかな?細長い里芋だった)

…脱力…


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