シンデレラと七人の小人達の食卓 「Princess Heart」
というお店が新しくオープンいたしまして。 まぁ、このふざけた名前の通り、ヴァンパイアカフェや迷宮の国のアリスの仲間でございます。 そこへ、行こうという計画がありまして。 みんなプリンセスになりたいお年頃ですもの♪←そうか? ようやく、無理やり帳尻を合わせた予定が本日。
今日は、午後、母の友人がいらっしゃっていました。 昨日、命日だったからね。母のごきげん伺いに。 ついでに、このオバサマは宝塚もよく見る方なので(笑) 月組のチケットを持ってきてくれました♪ウフフ〜♪よいお席だったの(^・^)
それはさておき、お出かけです。 オバサマが帰るのと一緒にお出かけお出かけ。
お店へ着くとメンバーの1人、S様とちょうどエレベーターで一緒になる。 どうやら我等が一番乗りだったようで。 しか〜し…先触れ…いやいや、案内を頼んでもそこで待ってろと言うばかりのメイドふぜい。 ↑すでに、考えが間違っている(笑) そうこうしているうちに、3人目が到着。4、5人目も到着。 狭いエントランスには、我等プリンセスが5人もひしめく有様。 ちょっとっ!2時間制とか言う割には、もう何分経ってると思ってるのよ! ↑早くもプリンセス脱落か
大きな鏡の前で「身支度は整いましたでしょうか?」 と、お決まりのセリフを言うメイド。 えぇ、ずいぶん前からおぐしも整えてお待ち申し上げておりましたのよ。 思い出したわ…この系列店って… オープンしたてはろくな店じゃないんだった…。←アリスで経験済みだったはず
ようやく通された大きなテーブル。 ・・・・・・・・・・・なんかさ・・・・・・・・・・(・_・) 隣の人と離れすぎてて寂しくない?くっつけちゃう? ↑庶民丸出し、プリンセスはどこへっ? 大きなテーブルの片端へ、ちんまり収まった、すでに化けの皮の剥げかけつつあるプリンセス。
さて、飲み物のオーダーをするが、なかなか出てこない。 すでに、この時点で19時からの予約だったのに、19時半よ。 2時間制たぁ…よく言えたもんだ←プリンセス!ガラが悪うございますっっ ちょうど、バーカウンターの前の位置のテーブルだったので 「自分たちで持ってきちゃう?」「あれ、うちのテーブルのヤツだよね?」 「いいから早く出しなさいよね…」 文句言いまくり(笑) …プリンセスたるもの、何事にもゆったりと構えなければなりませぬ。
ようやく飲み物を運んで来た小人ごときが←おい(笑) 「それではコースを始めさせていただいてよろしいでしょうか」 と言って去る。とたんに、不満沸騰のプリンセス達。 「なんかさぁ、私たちが止めてたみたいじゃないっ?!」 「そーよそーよ!さっさと始めて欲しいわよねっ」 こ、こらこら。プリンセスップリンセスッ! プリンセスでしょっ?! ほら、そうそう、プリンセスたるもの一言にっこり…(^^)
「・・・・・・打ち首じゃっ!!」
・・・・・・・・・・・・私達、プリンセスの定義間違ってるかも(ーー;)
 前菜は…とんがりコーンでした(@_@;) いえ、紫芋がパイが何たら言ってましたが このとんがりコーンに勝る印象はなし!
しかも、一皿を真ん中に置いて行くあたり… なにっ?! プリンセスたる我等に、 自前で取り分けよと? ↑いい加減プリンセスごっこやめろよ(笑)
サラダは、真ん中にガラスの靴が乗っていました。 一応、ドレッシングが入っているので 必要でしたらお使いくださいとな。 誰か、このガラスの靴が ピッタリの人が居るかもしれないから 一応、回しておくっ?! ↑プリンセスを打算するお年頃
ようやく、コースも軌道に乗ってきた頃、 「どーせなら、ワイン、ボトルで頼んじゃう?」 …と、どのプリンセスだか言い始める。 …私は飲まないんだけどさ。 でも、プリンセス、ボトル発言はどうよ? でも、みんなと同じグラスが欲しくて、 ちょっぴりちょーだい、グラスは5つよ! と駄々をこねてみるプリンセスシルバー。
そーーーーーーしたら、これが。 セバスチャンが手にしていたグラスは4つ。←この時点で??だが 5つ目を取りに行ったセバスチャンがなかなか戻ってこない。 挙句の果てに、メイドどもが雁首並べて、どこぞのテーブルに向かって 「はっぴーばすでーとぅーゆ〜」 なんて悠長に歌っていやがる。 いいから、うちのテーブルのワイン持ってこーーーーいっ!←ぷりんせす… えぇいっ!まとめて打ち首じゃ〜っっ!!
と、他のプリンセスを待たせてまで(^_^;)(ごめん) 手に入れた、ワイン&グラスですが。 ・・・・・やっぱり、おいちくない(>_<) ↑やっぱり要らない〜…と、いつも通り隣のプリンセスS様のグラスにざざーっとあける あっけにとられる他のプリンセス…。そう?…そんなにヘン??? (ってゆーか、プリンセスのする事じゃござーません!)
いいもん、私にはプリンセスシルバー御用達の「シャーリーテンプル」があるもん。 (プリンセスハートオリジナル「恋の林檎カクテル」だってあるもんっ)
さて、2時間制などという戯言はさておき。 ようやく、メインディッシュにたどり着きました。 コースのいちいちに、「ガラスの靴を履いたプリンセス」だの「セバスチャン達の演奏会」だのと、 それだけ見たって、何なのよ?という名前が付いています。 メインのお肉料理は… 「お肉料理は…『王子様のパワーゲン』だって〜(笑)」 と言うと、すかさず天然ボケが返ってくる。
「え?王子のナマハゲ?え?王子の釜揚げ??」 プ、プリンセスY.T様!!(^_^;) 王子をナマハゲで襲うのも、王子を釜揚げにして食らうのもダメですっっ!
王子様のパワーゲンは、鶏肉に白いソースが掛かっていました。
「あぁ〜…王子…王子なだけに白タイツってことっ?」
プ、プリンセスM様!! 待ちなされ待ちなされ。 「王子」で、「白」と来たら「白馬の王子」でしょっっ!!
そうそう、そういえばまだ月組見てないんだけど…。 のぞみちゃんは、今回どこら辺にいるの? 上手がいいの?下手がいいの?
「シモなのよ!シモ! のぞみさんは、シモがいいのよ〜〜〜〜! もう、1番2番ぐらいの超シモがいいの!」
プ、プリンセスO様ぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜っっ!!! プリンセスたるもの力強く「シモ」連呼はいかがなものかと。 (いや、プリンセスじゃなくてもお店の中ではやめた方が…)
程よくお酒も回っていらしたのか、失言だらけのプリンセス達。←今更? 裏庭で、ばぁやがひっくり返って、セバスチャンが切腹してるざますよ。

デザートは… どこかで見たような… はっきり言えば、アリスで見たような… タルトに、アミアミの飴細工。
さて、プリンセスの宴は成功だったのでしょうか? いや、楽しかったけどね。 またプリンセスしようねっ! あ、今度はオペラ座の怪人ごっこしようよ〜♪ ↑みんな揃ってクリスティーヌ (=みんな揃ってしたたかに嫌な女?)
そして…このプリンセスから… ここから怒涛の一週間が始まるのでした。
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