女王様の日常。
kina



 耐えられない。

 お姫様とだんだん普通に話をするようになった。
 ま、話の半分はなだめたり怒ったりしてるんだけどさぁ。

 なんかね。

 気がつくと泣いてるわけですよ。
 めがじ〜〜〜〜としてきて、ぽろっ。までは行かないんだけどね。
 一生懸命何かしてるところとか、耐えられません。
 昨日も歯医者さんで、一生懸命、怖いのを堪えて先生とおしゃべりをした。
 ちろっと「あ〜〜ん」もした。

 ぜんぜん会話が噛み合ってなかったけどね。

 昨夜はだんな様とお姫様と3人でお布団に寝転がっておしゃべりした。
「おなかにいる時、どーだった?」
 ずいぶん前に聞いたときは覚えてなかった。
 出てきたときは怒ってた、といったけど。

「う〜〜んとね、おっきかったの、まま」

 実はちょっと前にも同じことを聞いたんだ。確かめるつもりでもう1回。
 同じ答え。
 なにがおっきかったんだか。
 って思いっきり笑えるんだけど、でも、こんな風に話すのを見ていられるのも今だけなんだなぁ。と思うと泣ける。

 そういえば。
 お姫様が生まれて、自分も少し落ち着いてきたとき、お姫様を見て泣きっぱなしな時があった。

 もうこんな時間、2度とない。
 こんな表情、2度としない。

 カメラでもビデオでも足らなかった。
 かといって、記憶に頼れるような頭はしてない。
 情けない、って言うかなんていうか、とにかく時間を止めちゃいたい気分だった。

 ...

 だったのよっ。それっくらいかわいかったのにぃ。


 ま、いまでも可愛いけどさ。
 時間は止めたくないっす。
 どんどん進んでいいっすよ。

 というわけで、お姫様が一人で大人しくしててくれるとしんみりもできる。
 だけど、隣に来られた日にはもー。


 たまにはじっとしてろってんだ、へっ。

2002年10月08日(火)
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