何だかメンテナンスばかりでちっとも出撃できず面目ない。 というワケでエンジンをチルトアップした時に船体に当たるのを防ぐゴムのパッド取り付けと鳥の糞落とし。カタマラン艇なのでエンジンの取り付け幅が広くチルトアップしてエンジンが傾いだ時に船尾の角に当たってしまうのだ。ステアリングが油圧駆動なら起こらない問題なのでさっさとマロールでも買って取り付けてしまえば良さそうなモンだがそうは問屋が卸さない。いや問屋は卸すかも知らんがそれには金がかかるしその金を銀行からおろせるかというとそうは問屋が。問屋じゃなくてワシの稼ぎの問題だなこれは。というワケで即時解決は不可と判断し数百円で済むゴムのパッドで何とかしようという算段。まあ傷になっても船外機のカバーだけだしね。 それから鳥の糞。お上品にフンと読んで頂きたい。大して変わらんか。まあいくら上品に呼んだところでこやつの破壊力は微塵も変わらない。塗装表面に与えるダメージは実に強烈である。前回、マリンショップで購入した何でも落とすと言う洗浄剤を試す。パイナップル酵素等の天然成分から作られた環境にも優しいという何とも眉唾くさいシロモノなのだがこれが実に良く落ちる。どうも使った部分の表面の何かまで落ちているらしくやや色が変わっている。てか強力過ぎ。これが本当に天然成分かと言いたいところだがテトロドトキシンもアフラトキシンも天然成分だし天然成分だから効き目がホドホドなどという都合の良い事は無いワケであり問題はワシがナメてかかって原液をそのままブッかけるという狼藉に及んだせいで使い方を誤ったに過ぎない。逆に言えば天然成分だからそのまま海に流して良いかと言えばそういうワケでもないとも言える。温暖化で話題の二酸化炭素を例えに出すまでもなく存在が許容される量と言うモノがあるのだ。とは言えまあ、小型ボートの舳先の汚れ落としに使うくらいは勘弁して頂きたい。え?ダメ?まあそこを何とか。 というワケで実に感動的な落ちっぷりなので商品名を紹介したいところなのだがすっかり忘れてしまった。勘弁してくれ。基本的に馬鹿なのだ。あとは追加備品用に各部の採寸とステンレスパーツのサビ落とし。サビなのかくすみなのか厳密には知らんが。これは例によって花咲かGでイチコロ。試しに船体も少し磨いてみたが感動的にツヤが出る。これでバフ掛けしたら綺麗になるんだろうなあ。えらいこと金が掛かりそうだけど。 日没直前に少しだけ出港。横須賀港をぐるっと流す。波風もやや落ち着いていたので少しスロットルを入れてみる。4500回転まで試してみたがいや速いの何の。それに全く飛ばないし多少跳ねても着水が実に静か。全然叩かない。本当は薄暗い時間にそういう事をしてはイカンのだろうが事前に周囲を調べてからやりましたのでお許しを。いやあ面白えなあ。でも魚を釣らんとなあ。
というワケで蟻続報。5日ほど前に最後の(と思いたい)大攻勢があった。昼メシの用意をしてそのままパソコン前に移動、TV番組と言ってもウチにはテレビは無いので知り合いに録画してもらったヤツをパソコンで観賞。終了後にキッチンへ戻ると片付けをしていなかったパンくず周辺にけっこうな蟻の群れが。くそ。まだ居やがったか。蟻の巣コロリにはたからなくなったので絶滅したかと期待していたのだが勢力を温存していやがったな。怒り狂って全部虐殺。その数3〜40くらい。蟻の数にしては小さな数字だがそれでも不愉快。蟻酸でマーキングするらしいのでそれを消すべく洗剤で周囲を洗い流す。で、その後は今日まで全く姿を見ていない。あれが本当に最後の攻勢だったのだろうか。どうも素直にそうは思えんのだがまあ、もうしばらく様子を見るしか出来る事はないんだよね。やれやれ。長い戦いである。
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