白馬鹿日記

2007年06月24日(日) 地域清掃

というモノに参加。別に軽い違法行為の代償とかじゃないからね。
何かというと私の住むエリアの排水溝の掃除。年に1回かそれ以下程度のペースでやってるらしい。住民総出で朝9時から、という情報があっただけでどこに来いとか何を用意しろとかそういう情報は一切なし。困ったモンだ。ワシみたいな新参者もおるんだけどねえ。とりあえず家の周りをウロつくとどうやらそれらしい作業をしている人たちがいた。何をしたら良いのか聞いてみたがどうも要領を得ない。とりあえず働いてるフリをしながらウロウロしつつ廃土を積んだ箱などを運んだりして少しはリアルに働いたりもする。どうやら皆さん朝早くから始めていたようで定刻に出てきた人は作業にアブレている様子。じゃああんまり気にしなくていいのかな。あちこちで井戸端会議が催されており、聞くともなしに話が耳に入ってくる。

で、これがですね、どうも場所によって微妙というかコトによってはハッキリと温度差があるんですね。色々探ってみた結果、丘の下に住む人、丘の上に住む人、アパート住まいの人と住民が3カテゴリーに分かれている模様。もっともアパート住まいで今回の行事に参加したのは、間違っていたら謝って訂正するが近所ではどうやらワシだけらしいので特に意見というモノは無し。もっとも他のアパート住人がいたとしても意見というモノがまとまる程の結束があったかと言えば無いと思うが。というワケで、もないのだがアパート住人に対しては丘の上も下も「ご近所」という意識はあまりない様子。ま、参加率を考えれば仕方ないけどね。(笑)で、丘の上と下はどう思ってるかと言うと、何となくだが「新興」と「古株」という意識があるような無いような。あの連中などという言葉も出てきたりしていたところを見ると地域共通の認識と言って良さそう。間違って近所の人がこれを読んだりすると困るからハッキリは書けんですけどね、まあそういう空気が大変濃かったワケでありますよ。
何でなのかねえ。鎌倉近辺に多い低いけど傾斜の急な丘が原因でしょうか。坂の途中に家が無い道とかあったりするし、そこで交流が途切れちゃうんでしょうかね。これは深川では感じられなかった雰囲気でありますが、まあ東京なんてのは江戸の昔から田舎者が集まってできた町だから新参者をいちいち疎外してたら口を利く相手がいなくなっちゃう、という事もあるんでしょうけどね。逆に、江戸っ子が世話好きなのはその辺に由来してるのかもしれませんな。

と何だか憶測ばっかりだけど、何となくこの辺の地域の構図が見えたような気がしたイベントでありました。ハァ、変な感じ。


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うるま [MAIL]

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