白馬鹿日記

2002年03月26日(火) 青少年有害社会対策基本法

なんだかキナ臭い匂いがする。とは言っても辻元議員の騒ぎではない。もっとも、あれも見せしめ的狙い撃ちはあったのだろうから陰謀的という意味では十分キナ臭いのだが、それがカモフラージュに思えてしまう様な状況だ。

青少年有害社会対策基本法案、というモノがある。個人情報保護法案と人権擁護法案を合わせてメディア3法とか人権3法などとも呼ばれているヤツだ。一見、未成年者への有害メディアを規制するという誠に結構な法案に見えるのだが、問題なのはその判断及び規制の内容があまりにも曖昧、というか具体的には誰が何を基準にという事が何も決まっていないのだ。

もちろん、確固たる判断基準において適正に施行されるものと信じているけれど、斜に構えてみると行政府に言論統制のフリーハンドを与えるに等しいとも言えるのだ。しかも法案通過に強行採決も辞さない、と首相自ら明言しているとなれば穏やかでないどころか、ここ一連の騒ぎがカモフラージュに見えるのも不思議ではない。考えすぎだ、と思う向きは日本の近代史を見直して頂きたい。昔の話だ、などと言うなかれ。戦前の日本のような国が現在、世界中にはいくつもあるのだ。

第九条 この法律の適用に当たっては、表現の自由その他の国民の基本的人権を不当に侵害しないように留意しなければならない。

この条項が厳密に守られる事を願って止まない。


 < 過去  もくじ  未来 >


うるま [MAIL]

My追加