■はい、ほんとは26日なんだけど 追記しちゃったもんで押し出されました
この日は母と買い物に出かけたんですね えー、画材買いに B2のキャンソン紙は死ぬほどでかいです 泣けます
まぁ、そんなもんを仕入れ、くたくたになった身体を引きずり母とエスカレーターに昇っていったところ、ふと目にした看板に苺の美味そうな菓子が宣伝されているではありませんか!母と暫く看板の前に立ち止まってその 『苺のブラマンジェとプチロールケーキ』と言う、皿の上にもう一つ真ん中に置かれた小さいカップに、入ったヨーグルト状のものが海のように苺汁にまみれ、その横には卵色のプチロールケーキが空いた小腹に丁度良い具合に添えられているのを見ていた。
その見た目の可愛らしさと艶やかに輝く苺の魅惑に誘われて喜々として母と茶店でそのブラマンジェとやらを頼み胸躍らせて待っていた そしてちょっと細身の若い男が運んできたところ
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皿の上にもう一つカップがあるのは同じである その中にヨーグルト状のものが入っているのも同じである
だが だがしかし! プチケーキがカップの上に乗って、挙げ句、カスタードソースが皿の上にまかれてシロップ入れに入れられた苺汁がカスタードを踏んづけながらそびえ立っていたのである。
な、何なんだこれは!このカスタードは何なんだ!?この横にある苺汁はなんだ?このカップに垂らすのか!?皿にぶちまけるのか!?どうなんだ!?え?おい!!田舎者の儂等には食い方が判らん!
つうぅかそれより何より、看板と違うやんけ!これが幼稚園児相手だったら、「ぼくのはこんなんじゃない〜!」とかだだをこねるところだぞ!おまけアイテムは用意しているんだろうな!?等と巡らしている親子に向かい店員は、皿の上に乗っているシロップ入れにちょいと入った苺汁を指し、「お好きな分量だけおかけ下さい」と言って去っていった
説明はそれだけか!
とまさしく目が点の親子のバックに衝撃の雷が落ちたのは言うまでもない。
非道にも置き去りにされた我々は知識の限りを尽くしてこの洒落た菓子を食おうと試みた。
まず母が無謀にも苺汁をいきなりプチロールの上にかけて 皿の上にこぼした! 火龍光雷 上に同じ!
わたわたとした親子。何事もなかったかのようにプチケーキをフォークで細かくしてこぼした苺汁とカスタードをつけて食う親子。そして火龍は何を思ったのか、動揺のあまりケーキについていた四角のクッキーでブルドーザー食い(零した苺汁とカスタードを端からいっきにつけて食う)なんて恥知らずなことをかましてしまったのである。
あまりにも食い方が判らず独創的に、いや、寧ろ独走的に食ってしまった無惨さに、絶えず小刻みに震え親子は思った 近付くな店員! この惨劇をみるんじゃない!
たかが食い物 されど食い物
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