梅雨明け、か?(獅子鷲)


 Past : Will 2005年07月15日(金) 


昨日までの雨がウソのようだ。
カーテンで多少和らいでいるものの、隙間から差し込む陽光は容赦なくジリジリと肌を刺す。
梅雨の合間の晴れ間というよりも、最早、夏の陽射し。

手を伸ばして窓を開ける。
ぶわッと風をはらんで、カーテンが大きく膨らんだ。

「…晴れてんのか?」

オハヨ、とか基本的な挨拶はすっ飛ばして、寝ぼけた声と、まだ夢の中に片足をつっこんだままのため息が、薄い肌がけ布団の下から聞こえてくる。
モシャモシャになった黒髪が俺の鼻先で揺れて、眠そうな半眼が見えた。
重たいまぶたを無理矢理あげて、ひたり。と焦茶色の瞳が俺を見つめる。

何も言わず、数秒。
それから眼を閉じて、口元を引き伸ばすような、ニッとした笑みを浮かべた。


指を伸ばして、まぶたにも鼻のラインにも頬にも唇にも触れたい。


しかし、思わずそれを躊躇ったのは、あまりにも外の天気が良すぎるせいか。

雨模様の薄暗い空なら、時間を忘れて、いつまでもまどろんでいられるのに。


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もうすぐ梅雨明けだったよ記念。
今の獅子鷲に一番似合う季節は何だろうと考えた時に、
真っ先に思い浮かんだのが夏でした。
ジーンズにTシャツで海に繰り出す二人(獣医はグラサン着用)
グラサンといえば、自分はティアドロップが凄く好き。
でも獣医は似合わなさそうだなぁ。

夏に向けて新しいのが欲しいな。GUCCIですごいかわゆいのがあった!


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