空の商人。


 Past : Will 2005年03月10日(木) 





ウィンナーシュニッツェル。WIENERSCHNITZEL.
ウィーン風仔牛のカツレツ。
仔牛の肉をたたきにして専用のパン粉を付けて焼いたもの。ソースはレモンのみ。
食べる前から絶対すきだー!と信じていたらビンゴ。
めっちゃ気に入って、プラハでも食べました。
ウィーンでこれ専用のパン粉買っときゃ良かった!
あ、でもフライパン粉作れば出来るかな…



空の商人ルフトハンザに乗って、中欧とパリ。
あーん楽しかった!ドナウとモルダウとセーヌと。普段海ばっか見てるので、河川流域の都市というのはおおいに心踊らされます。

ハンガリーは、民族島と言われるだけあって、どこかエキゾチックな趣き。遊牧騎馬民族の子孫かぁ…。民族楽器にも、中国の楊琴や月琴と似た型のものがあったな。あ、ベートーヴェンが愛したワイン、トカイを買って来ました。いつ飲もうかにゃー。

音楽の都ウィーン。今も愛されているマエストロの足跡を偲ぶに偲びきれないほどのでっかい都でした。シェーンブルン宮殿でついてくれたガイドさんの話術を盗みました(こっそり)シェーンブルンのコンサートも素敵。ニューイヤーコンサートでは聴けなかったラデツキーをウィーンで聴けるとはね。

ザルツブルクはモーツァルト生誕の地。モーツァルトクーゲル(チョコ)を買い、モーツァルトの家に行き、モーツァルトづくしでした。ネタにつきたのか、モーツァルトの姉、ナンネルまでキャラクター化されていたのがマニア心をそそります。鎌倉が北条政子まんじゅうとか作っちゃう感じだろうか。
サウンドオブミュージックのロケ地も。いいなぁ…ウィーンと共に、花咲き薫る頃にまた訪れたいものです。

そんなモーツァルトが青年期を過ごしたプラハ
町並みは壮観で、歴史や文物にどれもこれも圧倒され気味だった中、一番印象的だったのは、聖ヴィート大聖堂にあるミュシャのステンドグラス。今回の旅で、協会やら大聖堂やらもりもり廻った中、ステンドグラスならこれが一番のお気に入り。プラハ市内にあるミュシャ美術館にも行ってきました。ミュシャが描いたチェコスロバキアの紙幣なんてものもあった。

ぼたん雪がジャンボに前髪のように積もる中、プラハから終着地のパリへ。ここでは、友人と目的地が全く違っていたので、個人で歩き廻って夜はシャンゼリゼのあたりで待ち合わせ→ディナーというスタイルでした。
毎正時にキラキラ星なエッフェル塔、シャンゼリゼ、凱旋門、アンティーク街にノートルダム大聖堂。
それから、マリーアントワネットの独房が再現されたコンシェルジュリー。ウィーンでハプスブルク家の宮殿を見て、幼少期のマリア・アントーニア(アントワネット)の息遣いを感じてきたばかりだったので、独房の前で少し苦しくなりました。

光の教会と言われたラ・サントチャペルのステンドグラス。時間が許すなら、ずっとここにいたかった。チャペルの二階に壁は殆どなく、ほぼ前面がステンドグラスで、創世記から黙示録までが描かれています。

夕暮れ時に一人で訪れたサン・ジェルマン・デ・プレ教会で、バックパッカーが旅の疲れを癒し、祈っていました。自分がこれまで観てきた教会を思いだし、そこでしばし泣いてきました。
『観』という漢字を使って『観る』と表現するのはひどく仏教的だとは思うのだけれど。この旅で、教会を『訪れる』ことの意義を少し見出せたような気がします。自己完結なのですが(笑)

そうそう。酒がやっぱり安い(プラハなんかは特に)ので、昼間っからビール飲んだり夜は必ずワインだったり。ビールはホントおいしかったっすねー。


…というのが今までの旅の一部。
のりもの記(ハンガリー・オーストリア・チェコ・フランス地下鉄比較とか)買い物記(結局ヴィトンではパピヨンを買いました)も書きたいし、少々な事件もあった(パリのメトロでスリ迎撃事件とか)もあったので、ネタはもりもりです(笑)

Gフォンのマイルがまたたまった気がする…(笑)
↑お守りとしての効果を本当に信じそうです…こいつを連れてった旅で体調を崩したことがない…どこ行っても胃も腸も頭も平気…

パリはまた夏頃にごさっと行きたいです。今回はアンヴァリッド廃兵院やら美術館やら博物館やらを全て捨てたので…。


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