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あたかも枕投げ。 |
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| Past : Will | 2005年02月16日(水) | ||
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問:「あたかも」の使い方を教えてください。 (例)あたかも花の狂う様なり 牛『冷蔵庫に牛乳があたかもしれない』 獅子『素晴らしい出会いが、あたかもしれないし、なかたかもしれない』 鷲『ああ、たかも飛んで行った…』 鮫『巨人の開幕投手はくあたかもしれない』 ------------------------------------------- ピスメ、久々に立ち読んでみたら、今は日野編なのですね。 こ…これが噂のバラガキトシか…!かっちょいい!やんちゃ! このあたり、新選組スキーとしては外せない。 ふぁー…「小僧」とかゆわれちゃってる! この人が描く土方も、また大層魅力に溢れた人物ですなぁ。 是非是非、会津土方とか函館土方が出てくるあたりまで続けて頂きたいもの。 土方エピの中で異彩を放つ、会津若松の清水屋で療養中に起こした“枕投げ事件”が一番似合う土方のような気がしますもの(病) 『枕投げ事件』 戊辰戦争・宇都宮戦線で足を負傷した土方が清水屋旅館に運ばれたのは、慶応4(1868)年4月29日のこと。 この時、土方を見舞ったのは、江戸を脱し、同じく清水屋に逗留していた旧幕臣:望月光蔵。 横になっていた土方はいきなり「汝等、吾レニ与セヨ」(望月光蔵「夢乃うわ言」)と、言い放ったと言われる。 これに対して望月は、「自分たちは武官ではなく文官であるので、それとして会津藩主に従うつもりだ」と返答。 歳三は嘲笑し「汝等、志ヲ立テ、遠ク茲(ここ)ニ来ル。何為ゾ怯懦如此ナル。身ヲ殺シ、忠ヲ尽サズンバアルベカラズ。且、藩主方今、謹慎中新兵ヲ発スル時期ナシ。吾レニ従ヒ戦闘ヲ勤メ習ヘヨ」(望月光蔵「夢乃うわ言」)と、応酬。 傲慢な態度でなじられて怒った望月は、宇都宮城を一朝にして奪還された事を持ち出し、反論。 しかし土方は、その言葉を遮り、「多言、吾ガ病褥ヲ犯ス。聞クヲ要セズ。去レ」と、激怒し、望月家の家伝によれば、その際、望月に向かって枕を投げつけたと言う。 参考: 菊地明『クロニクル土方歳三の35年』新人物往来社 藤堂利寿『知れば知るほど面白い・人物歴史丸ごとガイド 土方歳三』学研 お…大人気ねぇ…! 年長者と喧嘩になった挙句、「宇都宮城奪られたっきり奪還できてねーじゃん」とイタイとこ突かれ、その結果が枕投げ。 まぁ、あの時節、武官であるかなしやで行動を取るとは何事かという歳たんの憤りが十分に読み取れるエピでもあるのですが。 |
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