獅子鷲的いちゃいちゃ。


 Past : Will 2004年05月29日(土) 


シュッと紙が滑って、やべッと思った時にはもう、指先に痛みが走っていた。
雑誌の紙って薄っぺらなようだけど、意外に良く切れるんだよなあ…。
チッと舌打ちをしたら、横で居眠りをしていた走の耳にも届いたらしい。
うっすらと目をあけてこちらを見る。

「紙で切った」

言いながら、じわりと血の滲み出した指の腹を見せると、ふぅんと鼻から息を抜いて。
大きくあくびをしてから、おもむろに座りなおす。
そうして、俺が指を舐めて血を吸い取るのを、眼を細めて見つめながら、

「こういう傷って、あとで痒くなるよね」

と、イヤなことを言う。
そういうことを言われたら、こっちもなんだか痒くなってきて、ついつい傷口のまわりを掻いてしまう…。
走は「ま、舐めとけば治るだろうけど」と、つぶやいて、もう1回あくびをすると、鼻の頭を軽く人差し指で触る。
それからいきなり俺の指をつかんで、その人差し指でこすってきた。

「子供の頃やんなかった?切り傷に効くおまじない」
「オマジナイ?」
「ちゃんと呪文もあるんだ」
「どんなんだよ?」
「鼻のアブラをちょいとつけて〜♪」
「…まんまじゃん。ってか、獣医だろ、お前」

俺のつぶやきを聞いてくすくすと笑いながら、走の指は忙しく自分の鼻と俺の指の間を行き交った。


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ただ舐めてあげるだけじゃもうつまんない!と思って(笑)

流血繋がりで。
金曜日、生まれて初めて献血門前払いをくらいました。
うおー…健康だけが取りえなのに!血圧超正常、濃くて良い血液ですねーって言われるのが常なのに!
ヘモの量が0.1足りなかった!(成分献血は出来る値)
やはり徹夜明け朝ご飯はトマトスープとコーヒーのみ。昼抜き。というのがいけなかったか
("やはり"以前の問題)
トマトは血の代わりにならない!


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