獅子鷲(獣医の献血日記)


 Past : Will 2003年06月17日(火) 


「あ、献血車だ。ちょっとやってっていい?」
「ああ。俺もやるかな」

道の傍に停まって、献血を促す声に導かれるように、俺達は献血車の方へと歩いていった。

小さな検索カードに名前を書いて、自分のデーターを引き出してもらう。献血手帳は…生憎と、財布の中には入っていない。まぁ、日々持ち歩くと財布膨らんじゃうしね、あれ。

「そういや岳、最後にしたのいつ?」
「昨日だろ」
「だよねー…って違う!」
「献血だろ?去年の六月」
「あそう。じゃあ全然大丈夫だね」

アンケートに答えて、睡眠時間記入して、ボードを貰って入り口へ。献血台に上がっている人は誰もいない。今の時間は俺達二人だけみたいだ。

軽く問診され、血圧測定。以上無しって事で、血液検査。
採血して、一応の血液型判定。自己申告だけじゃ駄目だからね。
「はい、ちゃんとO型ですねー」なんて言われて、献血台へと通される。
岳はと言えば、椅子に座って、採血の真っ最中。
そういえば岳ってA型なんだよね。AとOは相性いいとか何とか。マジで?

献血台に靴のまま上がって、差し出された缶ジュースを飲む。血液って言っても、身体の水分出すことには変わりないからね。献血ルームに行くとお茶やジュースが飲み放題だったりするし。
飲み終わると、俺の隣に看護婦さんが立った。
左腕を探られ…探られ…探られ…
献血に適した血管を探して、消毒薬を塗る。で、針刺して献血開始。
あれ、結構手際いいな。

「俺、血管細いから大変でしょ」
「やりがいありますよー。背中に冷や汗一杯かいちゃいました」
「ははは」
「あ、針が入れば早いんですねー」

結構若くて、色が白くて可愛い感じの人。
んで、貰った献血の注意やら何やらのチラシを見ながら、岳の方へちらりと目をやり、しばしぼんやりしてみる。

献血は程なくして終わり。
血圧も異常なしって事で、下へと降りる。
ここでまたジュースを貰い、飲んでいる途中で岳も車から降りてきた。
一通りの説明を受けて、記念品(?)を受け取る。

「今日は特別に、ぬいぐるみのプレゼントもあるんですよ。良かったら好きなの選んでって下さいね」

ぬいぐるみ。
箱の中には、いろんな動物のぬいぐるみが入ってる。
俺は岳と顔を見合わせて…に、と笑った。

「じゃあ、俺はコレね」
「俺はこれ、頂きます」

俺達の選んだぬいぐるみと、俺達の名前を見比べて、説明してくれた女の子が面白そうに笑った。


「走」
「ん?」
「さっき、看護婦さんと何話してた?」
「へぇー…」
「何だよ」
「…もしかして、妬いてる?」
「…別に」


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な、何がしたいの自分(笑)
出来あがりホモな人々は書いていて楽しいですな。
因みに、血管が細く看護婦泣かせなのは自分です。


月曜日の夜11時過ぎ、火曜日(今日)提出の課題をやる為、本拠地(特に宿営所周辺)の警備を固める。
ベッドの上に華道で使う大きな剣山を五つ程並べ、片付ける気がおきない程に散らかす。

日付が変わった頃、課題が軌道に乗りはじめる。


睡魔の襲撃。ゲリラ戦。南部基地陥落。
五時頃、しばし意識を失う。

五時半、掛け布団を握り締めで寝ている自分を発見。

じ…自分がここまで駄目なヤツだとは思わなかった!(涙)


泣きながら課題を続ける→完成→大学へ


到着。大学に停まっている献血車を発見せり。
生理中ということも忘れ、喜び勇んで受付へ直行。

「昨日の睡眠時間は?」尋ねられる。

「あ、四時間半です」(四時間程水増し大嘘)

「ちょっと少ないなー、大丈夫?」

「はい、元気です」(にっこり)

わくわくしながら献血。
大量の景品(何か間違っているような気もするが)とぬいぐるみ(しかもビーニーベイビーズ)を頂く。




大量の景品(一部)


献血〜献血〜献血フェチは今日も行く〜♪


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