香霧に雲鬟湿ひ。


 Past : Will 2003年06月10日(火) 


関東地方、ついにつゆいり。
艶やかな銀糸の降る夜は、中国茶と漢詩で一服。

…とか出来たらいいんだけれども。
くそーゆっくりさせてくれよ頼むから。おうちに居たいよ…!


朝。
完徹後、フラフラしながら満員電車に乗車。
自分の立っている場所から人間観察。
ボックス席に座っているねーちゃんが、バッグからおもむろにフェイスブラシ(太)を取り出す。そのままぱたぱたとお粉を散らすねーちゃん。はたいたお粉の上からチークを頬骨の一番高いところから低いところへグラデーションになるようにぼかすねーちゃん。
その次は目。とりあえずアイプチ使用のねーちゃん。一重を二重にし、ビューラー使用。睫毛にマスカラ下地を塗りつけるねーちゃん。そこそこ渇いたら、某ブランドのブラックマスカラを慎重に睫毛にのせていくねーちゃん。もういちどビューラー。ぐいぐいぐいとあーそんなにひっぱっちゃ駄目だってばという位力を入れるねーちゃん。全体ビューラー使用で天を向く睫毛を、更にもう一度部分用ビューラーで挟むねーちゃん。

…あれ?

この腰の下のあたりにある手、さっきあったっけか。
手の感触が消えたと思ったら、今度は股間ですか。そうですか。

…チカンだ…(ふぅ)


…電車通学歴は長いので、結構慣れっこです。この手合いは。
完徹後超不機嫌な自分に狼藉を諮ろうとは身の程知らずめが。

幸い、降りる駅にはあと約3分で到着予定。
時の女神(6月10日は時の記念日だから)も味方をしてくれるようです。

幸い、今日の自分は細いヒールのついたサンダルを履いています。
女神に感謝しつつ、狼藉者の足をヒールでぐりぐりぐりぐり。
怯んだ隙に向こう脛を蹴り上げ、手を掴んで握り込み。
その間にも、電車はホームへと滑り込んでいきます。
ドアが開き、流れ出す乗客の波に逆らわず、ホームへ降り立つ自分ら。

開口一発、『人のケツ撫でてんじゃねぇよ!』

幸い、ラッシュ時のホームは乗客整理の為駅員さんがいっぱい。
馬鹿男、10秒程でお縄。


浪人中の予備校生だってさ(呆)そしてミセイネン。
リビドー祭り状態なのは理解したが、そういう痴漢プレイは彼女作って彼女に頼みなさいね、ぼくちゃん。

あーもう。


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