獅子鷲小劇場 『鍋』


 Past : Will 2003年02月02日(日) 


ごく普通の毎日。



「岳」

「何だ?」

「岳ちゃん」

「は?」

「岳っち」

「はい?」

「岳ぴょん」

「ぴょんはやめろ、ぴょんは」

「鷲尾」

「あ゛−!だから何が言いたいんだお前は」

「や、いい名前だなあと思って」

「?」

「いいよな岳は。名前からかわれたことなんて無いだろ」

「無いけど…お前は…(しばし考え)…あーそりゃあるだろうなあ」

「そう。名字はレアだし名前の読み方も変わってるしね」

「『走』って書いて『かける』だもんなあ」

「さんざん変だ変だって言われたよ。それに比べて『鷲尾岳』なんてさあ」

「まぁな。…ふうん…獅子と鷲ねぇ」

「鮫津に牛込、大河に大神」

「ちょっと苦しいのもあるにはあるが、よくもまあこんなにはまったもんだよな」

「だよね。パワーアニマルは絶対苗字で戦士選んでるよ」

「適当だなー」

「ガオインパラとかガオプレーリードッグとかだったら探してもいなそうだしね」

「良かったよな。地球の危機だぜ?」

「なー」

「ほら、口動かす前に箸動かせって。煮立っちまうぞ」

「あ、はいはい。いただきまーす♪」

「ポン酢とー…あと大根おろしはここにあるから。足りなくなったら入れろ」

「雪見鍋なんて久しぶりだなあ。ん〜うまいっ♪」

「そうか?」

「うん。今度東北にでも行こうか。温泉と鍋!それとスキーかスノボか」

「休みがとれたらな」

「期待してるよ★」


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