『たそがれ』良かったでがんす。


 Past : Will 2002年11月11日(月) 


今日は学祭のふりかえでお休み。

『たそがれ清兵衛』(山田洋次監督)を見てきました。
面白かった!たまには時代劇もいい!

…平日昼間だし映画が映画だしで映画館の平均年齢はかなり高かったです(涙)

流石山田洋次監督という感じで…原作も藤沢周平氏だし、かなり出来の良い映画でした。舞台が庄内の海坂藩ということで、山形で大部分のロケが行われてたみたいです。鶴岡が多かったかな。
やっぱり田舎はいいなぁ。東北はいいなぁ。
自分自身の本籍も新潟だし、北はいいってやっぱ!
語尾に『〜がんす』とつける庄内地方の方言は暖かかったです。

幕末の話は話でも、清兵衛は平侍だから、あまり政治的な動きが表面に出されることもなく。人間の深さと田舎の自然に多くの時間を割いたストーリーでした。あらすじを書こうと思ったら五行くらいで書けるのかな。原作も、短編集の中の一本という感じで決して長くはないしね。

田舎の質素な暮らしっぷりが静かで、綺麗で、そのあたりはちょっと中国映画と似ているかも。清兵衛が茶碗に残ったお粥を漬物で隅々までさらって食べるシーンなんかもあるし。

あ、でも松平定信の『修身録』などが生活の背景に見え隠れしているあたりも良くできてましたねー。ただの幕末平侍物語では終わらない、そんな印象を受けました。

あとは、陰陽をうまく使ってるなーと。
心情表現と場面の引用の調和がしっかり取れていて、無駄がない感じ。殺陣もよかったです。でも小太刀はあれ…ちょっと短すぎやしないか。あれじゃあ脇差よりちょっと長い位だものなぁ。

真田広之・宮沢りえは本当に上手くなったなぁ。

でも幕末もので『ともえ』って言われると自分はどうしても某人切り抜刀斎を思い出してしまいます。あの漫画好きです。九頭龍閃!

良かったです。そつがない。
たまには巨匠と呼ばれている監督の作品も見てみるものですな。万歳。

時代劇を見た後は、久しぶりに日本料理。
うわーい〜懐石好きだ〜♪

中国映画には中華。
時代劇には懐石。
『ショコラ』にはチョコレート。

自分にとって、映画と食は切っても切りはなせない関係のようです。


こってこての時代劇とはちょっと違うので、時代劇をあまり見ない方にもお勧めです。若い方にもお勧め。
『壬生義士伝』も見るぞー!


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