人恋しくて 一人も好きで
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2006年04月16日(日) はじめての。

そして今朝もがっつりと爆睡。




午後から茶杓削り一日体験講座に出席した。


お茶のお稽古を続けていると、「お道具拝見」の稽古をするように
なってくるが、拝見する道具のひとつに「茶杓」がある。
茶杓とは、抹茶をすくう竹製のスプーンのようなもの、と思ってください。


一度自分で茶杓を削ってみれば、拝見の際、どこに注目してどこを鑑賞すれば
いいのかわかってくるだろう、というのが受講の理由である。


体験講座は常設の講座と合同で行われた。想像していたより、いや、
当然というべきか、年配の男女が多い。私が一番若いほうだったから。


先生から、今回削る竹を一本渡される。長さ18cm、幅1cmくらいで
すでに茶杓の形になるよう先が曲げてある竹である。


縦方向の繊維に沿って、少しずつ削り出していく。力の入れる方向を
間違えると、余分なところまでごっそり削れてしまうので、注意しなければ
ならない。初めてでよくわからなかったので、結局、殆ど先生に削って
もらったようなものであった。最後に少しづつ紙ヤスリをかけて、出来上がり。
だいたい3時間弱というところだろうか。


茶杓を削る合間に、先生から茶杓に関する話を聞く。
茶杓削りは口伝で伝えられるため、本などに書いてあることでも
意外と間違っているものが多いとか。
また、茶杓は左右対称に削るものではない、という話も聞いてびっくり。
抹茶をすくうときに左右非対称のほうがすくい易いのだとか。



かなり手伝ってもらったとはいえ、はじめて削ったマイ茶杓。
今度のお茶のお稽古のときに、先生に見てもらおうかな。
あ、それから銘とかもつけてみようかしらん。


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