人恋しくて 一人も好きで
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2004年08月17日(火) 誰かがどこかで

会社の顔見知りの田中さん(仮名)と、途中まで一緒に帰る。


田中さん(仮名)は、今ではもう見る影もなくなってしまったが(笑)、私が初々しい新入社員だった頃に隣の部にいた大先輩で、仕事上の接点も全くなかったので、実はまるで関係ないといえば関係ない人である。
ただ、当時から「あぁ、ゆうさん、今日も遅くまで頑張っているねぇ」などと気安く声をかけてもらったりしたので、それなりに親しく世間話をしてはいたのであった。



ちなみに、この田中さん(仮名)は一部で「ハンサム田中(仮名)」と呼ばれている。ものすごく格好いい方かと訊かれれば、普通のおじさんとしか答えようがないのだが、ただ頭が半分寒くなってい(以下自粛)。





閑話休題。


田中さん(仮名)と私の数少ない共通点は、当時担当していたプロジェクトが諸般の事情というヤツでなくなってしまい、現在は全く畑違いの仕事をしている、ということである。


「ボクも今の仕事に慣れるまでは何ヶ月もかかったよ。ゆうさんも○○の仕事からあの仕事に変わったのなら、かなり大変でしょう。でもそのうち××したり、△△できるようになるから、頑張って」と励まされた。


なかなか進歩のないアタマの悪い自分のことが、ときどきイヤになるけれど、こんな風に誰かがどこかで見守ってくれていたり、励ましてくれたりしてくれるのを感じるのは、とても嬉しい。うん、もう少しだけ頑張ってみよう。



そして願わくば、私も誰かに勇気を与えられる存在になりたい。


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