人恋しくて 一人も好きで
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2004年06月26日(土) 眼福

多少なりとも着物に興味のある人なら、一般の呉服屋さんや
デパートの着物売り場の敷居の高さを実感されていると思います。

なぜか、それほど欲しくもないお高い訪問着などを
無理矢理勧められてしまう、という先入観があるのですよね。

でも今日は違いまぢ!!
着物の問屋さんにお邪魔して、いろいろな種類のお着物を
見せてもらうことができるのです。



ということで、着付け教室の着物セミナーに行ってきました。



最初は着物の種類と格について。
ミスの第一礼装が振袖で、ミセスの第一礼装が黒留袖である、
という話は聞いたことがあるでしょう。
(ちなみにトウのたった独身女性は何を着ればいいのだ?)

略礼装は、訪問着や附下、紋付の色無地など。
いわゆる仮絵羽仕立で、豪華な模様附けがされているものが訪問着ですね。
では訪問着と附下の違いはどこにあるでしょうか?
答は、訪問着の八掛は共八掛、附下の八掛は別八掛、なのだそうです。


それから、染めの着物と織りの着物について。
染めの着物とは、布を織り上げてから染色した着物のことで、振袖、留袖、
訪問着、附下、色無地、小紋などがこれにあたると考えていいでしょう。
織りの着物とは、生糸を染色してから織り上げた着物のことで、紬、絣、
お召し、銘仙、上布などがこれにあたります。


今回は、大島紬や結城紬、牛首紬などもたっぷり見せていただいたり
触らせていただいたりしたのですが、いやー、触ったときの感触が
正絹の着物とは全然違いますね。
布に張りがあって着シワが出来にくそうです。

誰かが、「この結城紬のお値段はおいくらですか?」と質問したところ
着物問屋の担当者さんがこともなげに、

「だいたいクラウン一台分くらいですかねぇ」

と答えてくれました。
でも私、クラウンの値段がわからないや。



国宝級の反物や作家物の反物もたくさん見せていただいて、
(しかも後で羽織らせてもいただいて)
いやー、眼福眼福。


(続きはまた明日♪)


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