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昨夜、というより今日の夜中に、にごちゃんちに辿りついたときは午前2時を過ぎていただろうか。お茶を飲んで一息いれてから着替えて布団ひいたら即効で気絶。朝6時ごろ、この家の住人でもなんでもないジンチロくんから、にごちゃんに電話があったことだけは覚えている。
私はこれでも小心者なので、なんとなく落ち着かなくて朝8時過ぎには目が覚めていたと思う。にごちゃんが9時にセットした目覚ましを、RITSUさんが至極当然のようにバチンと止めてそのまま熟睡したのを目撃。いつのまにかジンチロくんがその隣の布団で寝ていた。
朝10時頃RITSUさん起床。にごちゃんたちを起こしてから4人で巣鴨に向かう。「おばあちゃんにお守りを買っていきたい」とおばあちゃん孝行のRITSUさん。いい人や〜。
巣鴨のとげぬき地蔵通り商店街のことを「おばあちゃんたちの原宿」とはよく言ったもので、まさにばあちゃん天国。おばあちゃんしか歩いていないんじゃないだろうか、という気がしてくる。ていうか、おじいちゃんが歩いている印象が薄いんだな。
お腹がすいたからと入った蕎麦屋では、おばちゃん店員の「この蕎麦味噌、食べてみて。おいしいでしょ。ご飯と一緒に食べてもいいし、おでんと食べてもいいわよ。3ヶ月もつし。1個350円だけど3個だと1000円なのよ。消費税なしでね」というセールストークが冴え渡る。いや、おいしかったですけどね>蕎麦味噌。このとき食べたおかめそばもまずますおいしかったけれど、やはりおばちゃんの印象が一番強烈。
とげぬき地蔵が祀られているのは、曹洞宗萬頂山高岩寺である。境内に足を踏み入れたら、お線香の煙がもうもうと立ち込めていて煙い煙い。「頭がよくなりますように」「心が美しくなりますように」と頭や胸に煙をたっぷり浴びてくる。洗い観音にもお参りしようとしたら、ものすごい行列。観音様に辿り着くまでにかれこれ30分くらい並んだと思われる。行列待ちの最中に、「私たちこの中では、圧倒的に平均年齢を引き下げているよね」とかつぶやいてみたり。ココロキヨラカになるようにと煙を浴びたわりにはそこはかとなく毒舌を吐いていたらしいオレ。
あやしいマネキンを展示している横で、ピップエレキバンのような商品を売っている人たちがいた。試供品の肩凝り解消シール?のようなものを、次々と行列に並んでいるおばちゃんたちの肩に貼っている。おばちゃんたちも、洋服の襟ぐりをビロ〜ンと広げて嬉々としてシールを貼ってもらっていたし。どうやら私たち一行は、試供品配りの人たちから無視されていたような気がする。50歳以下の若者にはシールをくれないんだろうか。私、肩凝りもちなんだけどな。
この後、代官山に向かう。駅近くの面白いオモチャ屋さんでいやげものを物色してから、あきばちゃんと合流して手ぬぐい屋さんのかまわぬ代官山本店へ。お雛様柄の手ぬぐいがとても可愛い。あれもこれも欲しくなるのをグッとガマンして梅柄の手ぬぐいとランチョンマットを買う。梅柄の手ぬぐいは部屋の壁に飾ります。
ニョロニョロと伸びる細い路地を抜けて、代官山のオシャレなカフェでお茶。イタリアン?なお店なんだろうか。カフェラテを注文したら、カフェオレカップでサーブされてきた。なんとなく納得できない。
JR恵比寿駅まで歩いてから、品川駅に移動。RITSUさんは品川駅で京急線に乗り換えて羽田空港へ向かう。ジンチロくんが責任をもって、空港まで送り届けてくれた(はず)。ここでにごちゃん、あきばちゃんとも別れて、私ひとり東海道線経由で自宅に戻る。24時間以上ぶりの我が家は、電気もガスも水道もつけっ放しでなかったので一安心。
ご近所の友達の家にちょっと顔を出す。チェブラーシカ好きの彼女のために、代官山のオモチャ屋さんで買ったチェブラーシカハンカチを渡したら、大喜びされた。よかったよかった。すぐ帰るつもりだったのだけど、たまたまパソコン関係のトラブルが起きたところに居合わせてしまい、簡単なアドバイスをしてから帰る。いえ、単にプリンタのカラーインク切れだったんですけど。
今日はあれこれ食べていないはずなのに、なんとなく胃がもたれている。やはり昨夜食べ過ぎたのが原因か!? 今夜はおじやを食べて大人しく寝ます。おやすみなさい。
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