人恋しくて 一人も好きで
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2004年01月21日(水) 赤ペン先生は大変なのです

頼まれて、他の人が作成した文書の校正をしていました。



1月18日のReikoさんの日記でも述べられているように、
他人の文章を校正するのはとても大変なことです。

たとえば私は、


 ・誤字や脱字はないか
 ・「ですます調」と「である調」の文章が混在していないか
 ・主語のねじれはないか
 ・「てにをは」や接続詞などが適切に使われているか
 ・一読して意味の通じる文章か
 ・表記が統一されているか
   (たとえば、1と一、コンピュータとコンピューターという表現が混在していないか)
 ・図表番号は正しくふられているか
 ・章番号や項番は正しいか
 ・目次は正確か
 ・句読点の位置や使い方は適切か


くらいのことは、当たり前のようにチェックするので、
ざっと校正するだけでもかなり時間がかかってしまい、
すごーく気疲れしてしまうのです。


商業的メディアに掲載される文章なら、

 ・その出版社の標準となる表記法が使われているか
    (出版社ごとに表記の基準は異なります)

ということもチェックしないといけないし、
また、小説や評論などの創作物ならば、

 ・その表現は作者の意図か誤字か

をも判断しなければなりません。



ちなみに今日読んでいた文書は特許関連の文書だったので、
これがまた独特の言葉遣いで書かれていて、一読するのに
かなり難儀したのでした。へろへろ。




自分で文章を書くときも、出来るだけ上で挙げたような事に
気をつけているつもりだし、一応3回は読み返しているし、
仕事上重要な文書の場合は一晩寝かせてから次の日以降に
見直すようにしてはいるのですよ。


なのに、何回も自分で読み返しているのに
くだらないミスをしょっちゅう見逃してしまうのは不思議。


……って、この日記を読んでいる人にはお見通しですね。
てへ。


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