人恋しくて 一人も好きで
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2003年05月10日(土) 固ゆで玉子

GW中に、ある本屋で『バースディ・ブルー』が平積みになっているのを見かけた。


「あれ? ヴィク・シリーズの新刊? でもこれ持っていたっけ?」
としばらく考え込んだ末に購入し、自宅に戻って一気に読み通したら、
読んだことない内容だったので一安心。


でもつい気になって、シリーズ第一作の『サマータイムブルース』から
読み返してみたら、いっこも内容を覚えていなかった(笑)。
意味ないやん。
ていうか、鳥頭は同じ本を何度も楽しめて便利ってことかも。


ちなみに今は、シリーズ第四作の『レディ・ハートブレイク』を読んでいるところ。



*****


このヴィク・シリーズの主人公は、V.I.ウォーショースキー。(通称ヴィク)
シカゴ在住の私立探偵で美人(らしい)、元弁護士なので相当頭も切れる。
同僚の弁護士と結婚していたが、今はシングル。


ヴィクのモットーは「私のボスは私」。
敵に襲われたり、生命の危機に何度も陥っても、
友人や恋人に頼りきることなく自力で問題を解決しようとする。


そんな姿が、「肩に力が入りすぎて痛々しい」と見る人もいるけれど
ヴィクのそういう生きる姿勢が、私は好きだ。


シリーズごとに恋人はいるけれど、
「君はどうして僕を頼ってくれないんだ。
 どうして自分ですべて解決しようとするんだ」
と恋人に嘆かれ、結局は別れてしまう。
(実際、ヴィクはすごくモテるんですけどね)



でもきっと、ヴィクは他人を頼る生き方を知らないんじゃないかと思う。
自分のことは自分でやる。
自分の身は自分で守る。
何の後ろ盾もないひとりの女性が、男性に伍して
この世の中を生き抜いて行くためには
そういうスタイルを選ぶしかないのだと思う。
そして、自分の生き方に誇りを持っているとも確信している。
それがどんなに孤独で苦しいものであっても。


ヴィク・シリーズは、30代以上の働く女性に人気があるという。
誰かに甘えたり頼ったりしないで、自分の能力を尽くして
働いている女性たちが、自身の姿をヴィクに投影しているのだろう。


そして私も、ヴィクに勇気づけられているひとりだ。




* web site

 ・Sara Paretsky
 ・VIC FAN CLUB
 ・ミステリーは女探偵の時代!


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