人恋しくて 一人も好きで
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2002年11月10日(日) 芸術の秋。

「一緒に『ピカソ展』観に行きませんか?」

と会社の後輩マキちゃん(仮名)に誘われたので、
上野の森美術館で開催されている「バルセロナ・ピカソ美術館展」
行ってきました。

ピカソが子どもの頃から20代前半でパリに行くまでの
若かりし時代のデッサンが中心に展示されています。


9歳のころの鉛筆画はどこか微笑ましいし、
14歳のときに初めて描いた油彩「初聖体拝領」は
少女が身にまとっているヴェールの質感がとてもリアル。
天才は幼いころから天才なのだな、としみじみ思ったり。


「愛とエロス」とタイトルがつけられた一連の作品が
印象に残ったというか、微妙にショックで。
(あまりこういう題材の絵を描く画家はいないと思う…)


それにしてもピカソの絵を見に来た人が多いこと、多いこと。
人だかりがすごくて、なかなかお目当ての絵にたどりつけません。
なので、ぽつりぽつりとマキちゃんとおしゃべりしてました。


 「すごいたくさん人がきていますねぇ。
  これじゃ、ゆっくり絵が見られないですよね」
 「うん、ピカソは日本で一番有名な画家だからね。
  みんな見に来ているんじゃないかなぁ」
 「あっ、そっかぁ。なるほどー」
 「……いやマキちゃん(仮名)、それ 適当に言ったことだからさ」
 「ええーっ。信じちゃったじゃないですかー。ウソなんですかー」


だからね、マキちゃん(仮名)、
ウソじゃなくて、単に思いつきで言ったことなの。
でもピカソって日本で一番有名な画家だと思うんだけど
どうなんでしょ?


ひととおり絵を見た後、いつもなら売店で絵葉書を買うのですが
あまりに人が多くて途中で敗退。そして退却。
だって、もう少しで酸欠になりそうだったし。
でもこれで、今日は空いているほうだなんて、
混んでいるときはどうなってしまうのやら。


それでも久しぶりに見た、本物の絵画はやっぱりいいですね。
またそのうち、別の展覧会に行きたいなぁ。


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