普通ということ。 - 2004年12月30日(木) お気に入りのカフェデュモンドでコーヒーを飲みながら少し考えてみた。普通であるということはどういうことなのだろうか。 「普通に○○」。 ネットでどこにでも転がっている言葉だが、しかして、オフの世界で普通でいることのどれほど難しいことだろうか。 このカフェには、普通のキャッシャーがいる。女性で、二十歳ぐらいのフリータかと思う。普通に可愛らしく、身長も体重も、まさに普通だ。テキパキと動き、受け答えも気持ちがよい。普通以上だろう。 だが、しかし。 おそらく、この人はめしいだ。完全な盲目ではないかも知れないが間違いない。 お金を受け取るとき、手で金額を確かる。レジを打ち、レジにお金を入れ、レジからお釣りを取り出し、そして、レシートとともに客に渡す。全ての動きが普通に自然。しかして、その自然な動きのどんなに大変なことだろうか。 私も普通になりたい。その道は長いが。 明日で2004年も終わります。 この一年間、日記を見てくれた全ての人に心からの感謝を。本当にありがとう。 良いお年をお迎えください。 ...
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