日記...泰太

 

 

F1 - 2004年10月10日(日)

 おそらく。

 おそらく10年振りだと思います。今、F1をテレビ観戦しています。

 チャララ・チャラチャラ・チャラチャラ・チャラチャラ♪

 いつのまにか、テーマ曲であるTスクエアのトゥルース(TRUTH)はアレンジが変わってました。
 また、CGによるオープニングビデオも雰囲気が全く変わっていました。当時のオープニングビデオと言えば、無敵の強さを誇っていたマクラーレンホンダのMP4でした。ナレーションは今は亡き城達也さんでした。時は流れます。

 そう。

 あれから、あの時から10年も経っているのです。

 既にF1にナイジェル・マンセルはおらず、ネルソン・ピケ、デーモンヒルもいない。ミハエル・シューマッハの時代が続きました。



 2週間前。



 公式ビールのフォスターズビールを飲みながら上海の芝生に座って始めて眺めたF1。そこでは、響く爆音と、轟く歓声と。そして空はどこまでも青く。

 そのとき思いました。ああ。彼が生きていたらもっともっと楽しかったに違いない。アイルトンセナを亡くして10年です。泣かなかったけれども、ほろほろ来ました。


 ただ、今のF1には10年前には居なかった佐藤琢磨がいます。10年前には想像できなかった、日本人が入賞争いをするところにいるのです。

 佐藤、頑張れ!

 また、ほろほろ来そうです。


...




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