イヌノサンポ
TEZ



 ジョブズCEOの半生

HOTWIREDのニュースで、ジョブズCEOが自身の波乱の半生を
スタンフォード大学の卒業式で、講演した話が掲載されて
いました。

今でこそi-podの爆発的なヒットなどで、イケイケのアッ
プルですが、なかなか苦労の多い人生だったようですね。

この話の最後の方に、「自分がいつかは死ぬことを忘れな
いことが、何かを失うことに対する恐れから逃れる最善の
方法だ」とジョブズCEOが語ったと書いてありましたが、
僕もこの文句には「うんうん、そうだわー」って思いまし
た。

決して「自分がいつかは死ぬこと」を考える事は、ネガ
ティブなことではなく、むしろポジティブな事だと僕は
思っています。

僕は、直接死にそうになったことはありませんが、近い
位置に直面したことは、何回かあります。
そういった時にこそ感じるのは『今までの人生と、これか
らの人生に対して自分が期待してる事』ってのが、普段の
生活で考えているより、よりスマートに削ぎ落とされて、
純粋に自分の本心とまっすぐに向き合うことができるって
ことでした。(私の場合はですよ。)

まず今までの人生で、何をやり残したか色々なコトが、
脳裏をかすめます。そして次に、期待していた未来のコト
を想像しました。
例えば、こんな状況で過去の事で凄く気になるコトを見つ
けてしまった場合、次に思うのは「この状況を脱出して生
き残れたら、まずは今思い出したこの心に引っかかってる
事をスッキリさせよう!!!そして次に、思い描いていた
未来のコトが実現できるように一日も早く行動に移そ
う!」って思ったのでした。

そして、実際この4年間くらいそうやってきました。
こうゆう感覚は、僕の場合は日常よりも旅をしている時に
多くて、インドの山岳地帯を猛スピードで走ってるバスに
乗ってた時に崖の下に落ちてる車の残骸を見たときとか、
夜中に一人でヤバそうな通りを一人で歩いている時とか、
フッと思います。

でも、いつも思うのは旅行中に外国で死のうが、毎日生活
している場所で、車に跳ねられようが、たまたま帰った実
家で家族で外食しに行った車が事
故に巻き込まれようが、

死ぬのは一緒です。特殊能力でもない限り避けれないで
しょうし、それが人生なんだと僕は思っています。

病気や、怪我は、ある程度自分の行いで予想がつきますが
天災とか、ありえないとこから降り掛かってくるものは、
避けようがありません。

用は「普段からの気持ちの持ち方、生活の仕方」が自分の
気持ちをある程度のポジティブなポジションにキープでき
る最善の方法のような気がします。

実際、最近の激務で僕自身はネガティブな方向に無意識に
行っていました。でも、「なんとかしないと、まわりにも
影響出まくりだよな〜」って思ってから、少し視野が広が
りました。

実際、その視野を広げさせてくれたり、気持ちにゆとりを
くれたのは、よく遊びに行く友達カップルのおかげだった
り、久しぶりに連絡をくれた幼馴染みだったりするのです
が。

まぁ、なんかやたら長くなった割にはまとまりませんが、
よーするに毎日楽しく生きながらの、死のタイミングが
いつ来ても後悔しない生き方をしていきたいってことで
締めようかと思います。

なんか、相変わらず文章を書く能力のなさが目立つこの
日記+コラムでした。

そろそろ、DVD『TIME TUNNEL』の今後の動きについて、
色々書いていこうと思います。
まずは、雑誌。
7/12発の『DAZED』で少し掲載してくれるみたいです。
その他、少しずつ露出が始まります。
発売日は、7月下旬になります。
具体的なことが決まりしだい、どんどんアップデートして
いきます。

さて、そろそろ仕事に復帰します。
でわ、また〜。







2005年07月09日(土)
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