「夜のピクニック/恩田陸」読了 朝の8時から翌朝8時までひたすら歩き続ける「歩行祭」 高校3年生の彼らにとっては最後のイベント。 それぞれの悩みや思惑を胸に、今年も歩き続ける。 登場人物それぞれの立ち位置がしっかり物語りに組み込まれて ラストへ終結していくのは相変わらず見事。 段々パターン化してきてるような気もしないでもないけど。 「Q&A」のが面白かったかな。
「野ブタ。をプロデュース/白岩玄」読了 きっちり自分を作り上げ、つつがなく学生生活を送っていた桐谷修二。 彼のクラスにさえない転校生がやってきた。 その転校生を「嫌われない程度」まで作り上げてやることになった。 「プロデュース」は上手く行ったようだったが・・・。 かる〜い感じのお話ですな。 自分のイメージを作り上げている修二と 転校生をプロデュースしてやることになったこと、はまだ繋がるんだけど プロデュースしてやったこととラストが繋がらない・・・。 自分を作り上げてたこととラストは繋がるんだけど。 まあ、かるーく読み流して終わり。
2冊とも面白かったけどね。うん。 舞台が高校生活ってのが・・・ちょっと遥かな昔で共感しずらいけど(^^; 「夜の〜」の方ならまだ・・・。
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