今年はアトムの生まれる年。 夢として大事に大事に抱えてきたものが、消え失せる年。 結局アトムは夢のままで終わった。 今、この時には。 でも人間は、もとい、日本人は いつまでもアトムを夢の象徴に掲げ続けるのだろう。 いつの日か生まれるアトムはもうアトムじゃない。 時間までに実現できなかった悔しさが生む アトムを越えるもの。 今のSF作家は大変だと思う。 未来のことをフィクションとして描けないのだから。 すでに夢見た未来は来てしまったのだから。
今日の読了。 「明日のロボット」瀬名秀明 「つむじ風食堂の夜」吉田篤弘
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