駅の喫煙コーナーで一服してたら、車椅子の人が来た。 言葉も上手く発せない人。 一見して明らかに「身体障害者」の人。 不自由な動きで、キーボードのようなものを出して文章を打つ。 と、それが音声出力になっている。 「おねがいがあります」 はい、なんでしょう? 「たばこにひをつけてもらえますか」 あぁ、はい。いっすよー。
ふと。こんな不自由な体でもタバコ吸うんだなぁ、と思った。 電車の時間があったので、彼がタバコを吸い終わる前にその場を離れましたが あの手で、消せるんだろうか? 落としてやけどしたりしなかっただろうか? ちょっと、気になっている。 そんで。 機械の手を借りて、時間もかかるけれど ちゃんとコミュニケーションを取れる人を 見た目で、つい、嫌悪感を抱いてしまったことを、申し訳なく思った。
この感情すら自分が健康であるがゆえに抱く罪悪感であることも 申し訳なく思う。
 晴天の青空 なんにもない ただの青
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