初めて文明を見た南の島の酋長の話。 なかなか面白い本です。 結構人気もあるらしく、絵本も出ました。 和田誠さんのイラストが楽しい。 ただね。 きっと、この本が注目されてるのって、 「自然回帰」とか「癒し」とか言うものによるんだと思う。 その辺が気に入らない。(笑) 面白い話なのに、そう言う解説がつけられるだけで あっちゅー間に説教くさくなる。 薄くなった足の裏で、今更、はだしで外を歩けますか? 紫外線びしばしの荒れた大気の中を、今更、裸で過ごせますか? 冷暖房に慣れきった体で、今更、暑い夏、寒い冬を過ごせますか? パパラギはパパラギに生まれてしまったら パパラギとしてしか生きていけないんです。 サモアの住人にはなれません。 パパラギとして、サモアの住人の真似は出来るかもしれないけどね。 それじゃ、なんの解決にもなりゃしない。 あの本は「ふ〜ん。なるほどね。」って読むくらいで十分だと思う。 おもしろいよ。
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